中小企業の25%が副業を容認。「社員の収入増」を目的に容認が多数~中小企業の「副業・兼業」実態調査(『人事のミカタ』アンケート):エン・ジャパン
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』上でサイトを利用している従業員数300名未満の企業を対象に「副業・兼業」についてアンケート調査を行ない、402社から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
<調査結果 詳細>
1:中小企業における「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の認知度は73%。
「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の認知度を伺うと、73%が「知っている」(内容も含めて知っている:22%、名前だけ知っている:51%)と回答しました。企業規模別では「100~299名」の72%(同:36%、36%)、業種別では「商社」の85%(同:22%、63%)がそれぞれ最多でした。
2:中小企業の25%は、副業・兼業を容認。
「現在、社員の副業・兼業を認めていますか」と伺うと、25%が「認めている」と回答しました。企業規模別では「1~9名」(50%)、業種別では「金融・コンサル」(56%)がそれぞれ最多でした。
3:副業・兼業容認の理由、「社員の収入増」が最多。容認条件トップ3は「本業に支障を出さない」「自社の信用保守」「営業秘密の漏洩リスク回避」。
副業・兼業を容認している企業に理由を伺うと、「社員の収入増」(59%)が最多でした。容認条件を伺うと、トップ3は「本業に支障が出ないこと」(88%)、「自社の信用を傷つけないこと」(70%)、「営業秘密の漏洩リスクがないこと」(69%)でした。
4:副業・兼業禁止の理由、トップ3は「本業に専念してもらいたい」「社員の過重労働の懸念」「社員の健康の不安」。
副業・兼業を禁止している企業に理由を伺うと、トップ3は「本業に専念してもらいたい」(73%)、「社員の過重労働の懸念」(56%)、「社員の健康の懸念」(38%)でした。
5:今後の副業に関する方針、容認企業の4割は「今後も積極的に推進する」、禁止企業の4割は「今後も認める予定はない」と回答。
副業に対する今後の方針について伺うと、容認企業の4割が「今後も積極的に推進する」と回答しました。禁止企業のうち、39%が「これから導入を検討する」と回答。一方「今後も認める予定はない」は43%となっています。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『人事のミカタ』を利用している従業員数300名未満の企業
■有効回答数:402社
■調査期間:2019年7月10日 ~ 8月6日
<本ニュースリリースに関する問合せ先>
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原、松田、清水、西春
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3342-4683
E-mail:en-press@en-japan.com
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(エン・ジャパン株式会社 https://corp.en-japan.com/ /9月9日発表・同社プレスリリースより転載)