2019年7月の転職求人倍率は前月比+0.13ポイントの2.48倍。経験者採用で事業成長を加速させたい企業が増加~「doda 転職求人倍率レポート」:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、2019年7月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2019年7月の概況
2019年7月の転職求人倍率は、前月比+0.13ポイントの2.48倍となりました。求人数は前月比101.3%、前年同月比113.3%となりました。転職希望者数は前月比96.0%、前年同月比114.7%でした。
業種別にみると、「その他」以外の8業種のうち「サービス」を除く7業種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「商社・流通」(前月比104.2%)、「メディカル」(前月比103.9%)でした。職種別では、11職種のうち「営業系」を除く10職種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「技術系(建築・土木)」(前月比105.5%)、「技術系(メディカル)」(前月比104.8%)でした。
■解説 ~上半期に採用予定の求人を充足させるために、9月にかけて採用活動が活発化~
7月の求人数は、第二四半期や半期の初めにあたる企業が多く、新たに募集を開始したポジションが増えたため、調査開始以来の最高値となりました。6月に続き、7月の求人数は前年比で1割以上多く、転職希望者にとっては良い状況です。一方で、転職希望者数は6月に増加した反動により減少しました。求人数が増加し、転職希望者数は減少したため、求人倍率は上昇しました。
8月以降も求人数は緩やかに増加が続く見込みです。特に8月後半から9月は、企業が上半期に採用予定の求人を充足させようと力を入れる時期であるため、採用活動は活発化しそうです。また、経験者を採用し、新規事業や注力事業の成長をさらに加速させたいと考える企業が増えています。(doda編集長 大浦 征也)
※dodaサイトでご覧いただける「doda転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
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(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /8月8日発表・同社プレスリリースより転載)