インテリジェンス、HRレポート 4月号
「高校生・大学生・フリーター 若者のマネー事情」
インテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役 社長執行役員)は、4月発行のHRレポートにて、「高校生・大学生・フリーター 若者のマネー事情」の調査結果を発表いたしました。今回は、高校生・大学生・フリーターの男女約900名を対象とし、若年層の月々の収支状況について調べました。
【 調査結果詳細 】
1.「仕送りなし」 フリーターで約80%
一人暮らしをしている人を対象とし、仕送りの有無について聞いたところ、「あり」と答えた大学生が43%、フリーターが17%となっており(※)、仕送りは大学生までだと考える親が多いと考えられます。(※)高校生は一人暮らしの割合が僅かであったため、割愛しています。
2.全体の7割以上が現在の収入に「不満」
アルバイト代や小遣いなどの月々の収入に対する満足度について聞いたところ、全体の70%以上が「不満」と回答しており、大部分の人が現在の収入を少ないと感じていることがわかりました。また属性別では、フリーター、大学生、高校生の順に月々の収入額が多い層ほど満足度が低い傾向にあり、特にフリーターは8割以上が現在の収入に不満をもっていることが明らかになりました。
3.希望の収入額との差 最大で9万円
現在の収入額に対して不満を感じている人を対象とし、希望の収入額について聞いたところ、希望の収入額との差が、高校生で約4万円、大学生で約2万円、フリーターで約7.5万円となっていることがわかりました。特に、フリーター男性は、現在の月収が15.6万円なのに対し理想の収入は24.5万円と、その差に約9万円もの開きがあることがわかりました。
4.1ヵ月の食費 第1位はフリーター
月々にかかる食費について聞いたところ、高校生では「1万円未満」、大学生では「1万円台」、フリーターでは「3万円以上」が最も高い割合を占めており、一人暮らしの割合が高い層ほど食費の出費が嵩み、負担が大きくなっている様子がうかがえます。
【 調査概要 】
■ 調査方法: インターネットリサーチ(PC・モバイル)
■ 調査対象: 関東・東海・関西圏在住の高校生・大学生・フリーター男女約900名
■ 調査期間: 2006年12月〜2007年1月
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・4月26日)