離職防止向けシェア型の寮 京王電鉄
京王電鉄㈱(東京都多摩市、紅村康代表取締役社長)は3月16日、京王グループの社員が入居する独身寮を設置した。キッチンやダイニングを共有する「シェア型」にしたのが特徴だ。
今まで仕事上でつながりの薄かったグループ間の人材が接するようになり、タテ・ヨコ・ナナメの多様な交流を生み出す。「社外同期」との人間関係も構築できる。
「離職防止対策になる。採用でもPRできる」(同社広報)。交流の深耕が、新ビジネス創出に結び付くのが理想だ。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2019.03.20 より転載)