採用予定数は増加傾向。広報解禁日を待たずにセミナーに踏み切る企業が大幅に増加、選考開始についても前倒し傾向~『2020年3月卒業予定者 採用動向調査レポート』:学情
株式会社学情(本社:大阪市北区/東京都中央区、代表取締役社長:中井清和)では、企業の2020年卒学生に対する採用計画・傾向を明らかにするため、「2020年3月卒業予定者 採用動向調査アンケート」を全国の企業および団体を対象に実施しました。その回答を集計し「採用動向調査レポート」として発表いたしましたのでお知らせいたします。
以下、主なトピックスをご紹介いたします。
・採用予定数は増加傾向。「増やす」が28.1%と前年調査実績をさらに上回る。
採用予定数は「増やす」が28.1%となり、前年の26.1%を2.0ポイント上回った。前年調査から続伸している。「増やす」と「減らす」(5.8%)とのポイント差も22.3ポイントと、前年の21.5ポイントを0.8ポイント上回り、採用意欲は前年以上に高まっている。
・企業セミナーの開始時期がさらに前倒しに。広報解禁日を待たずにセミナーに踏み切る企業が大幅に増加。
企業セミナーを3月以前に開始する企業が88.1%と9割に迫った。うち、2月までに開始する企業が前年比12.7ポイント増の43.2%と急増している。一方、3月に開始する企業は前年比9.5ポイント減の44.9%となっており、広報解禁日を待たずにセミナーに踏み切る企業が大幅に増加している。
・選考開始についても前倒し傾向。6月以降に選考を開始する企業は9.4%に留まる。
多くの企業が6月よりも前に選考をスタートする。採用広報解禁のタイミングである3月に選考を開始する企業は前年比2.8ポイント増の41.7%、さらに3月より前に選考を開始する企業は前年比6.4ポイント増の17.5%となり、経団連の指針を守って6月以降に選考を開始する企業がほとんどないことが浮き彫りになった。
・インターンシップ実施企業は6割に。上場企業では82.3%が実施。
インターンシップの実施率は年々増加しており、特に上場企業の高さが目立つ。上場・非上場企業ともに「採用活動と連携させる」企業が7割を超えており、その後の採用を意図したインターンシップを実施しているようだ。
▽詳しくはこちらよりご覧ください。
【調査概要】
○対象:全国の企業および団体
○調査期間:2019年1月7日~1月31日
○有効回答数:1,947件
○調査方法:企業および団体にWEBアンケートを実施
○属性内訳:上場・製造:111社 上場・非製造:199社
非上場・製造:421社 非上場・非製造:1,216社
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 https://company.gakujo.ne.jp/ /3月25日発表・同社プレスリリースより転載)