入社の決め手は「ロマン志向」から「リアル志向」へ変化~『仕事に対する価値観と職場内のミスマッチに関する意識調査』:スタッフサービス・ホールディングス
人材総合サービスを全国で展開する株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、
「平成元年に社会人になった方々」と、「平成30年に社会人になった方々」を対象に、
仕事に対する価値観と職場内のミスマッチに関する意識調査を実施しました。
スタッフサービスでは、 「オー人事」のフレーズとともに、働くすべての人が感じているさまざまなギャップを敏感に捉え、職場におけるミスマッチについてCMを通して描き続けてきました。このたび、平成の30年間の変化を肌で感じてきた「元年組」と、これからの日本を最前線で引っ張っていく世代である「30年組」に対して、仕事に対する価値観と職場内のミスマッチに関する調査を実施し、分析しました。
今回の調査を通じて、平成の30年間で仕事や働き方、職場環境の捉え方・世代ごとの価値観の違いに、時代の大きな移り変わりを見てとることができました。また、いつの時代も「最近の若者は…」と言われてきましたが、上司と部下の考え方の違いによる職場でのミスマッチや悪しき慣習は時を経ても変わらずに存在する、ということが改めてわかりました。
<調査結果トピックス>
平成30年間における「職場内でのミスマッチ」を把握すべく、平成元年に社会人になった方と平成30年に社会人になった方を対象にアンケート調査を実施しました。
■新卒入社時に描いていた理想の上司のタイプとは?
「理想の部下の育て方」で大きな世代間のギャップを確認
元年組で「厳しく育てる」と回答した方は約4割(42.3%)と、30年組の約2割(20.6%)に対して2倍近い数値に
■新卒1社目の会社に入社した決め手は?
元年組の決め手は「やりがい(29.6%)」、30年組は「給料(23.6%)」が最も多い回答に
平成30年間における推移は「ロマン志向」から「リアル志向」へ
■1社目に入社する際の予想勤続年数は?
元年組の最も多い回答は「定年まで(38.0%)」、一方で30年組は「3年以内(27.9%)」
終身雇用の時代から転職が当たり前の時代へ
■平成で終えたいと思う職場の悪しき慣習は?
どちらの世代も「残業・ハラスメント・飲み会」系は共通して多くの票が集まる
元年組は、「年功序列・肩書主義」、30年組は、「古い企業体質」に疑問を呈している
■コミュニケーションにおけるミスマッチとは?
どちらの世代とも約7割が職場でのコミュニケーションのミスマッチを経験
元年組は部下や後輩に対し、「打たれ弱い、執着心がない」という印象、30年組は上司に対し「非効率、変化を恐れる」という印象を抱えている
※これより以下のアンケートは、「平成元年入社組」のみに行いました※
■理想の上司になれているか?
元年組の約8割が「理想の上司になれていない」と回答(79.8%)
「自分自身の能力不足、部下の意見より会社の決定を優先してしまう」などの理由があがる
■平成30年間の職場環境の変化は?
元年組の約9割が「職場環境が変わった」と回答(86.0%)
主な理由は「働き方の選択肢が広がった」ことと「ドライな人間関係と雰囲気」
<調査の概要>
・実施時期:2019年2月8日(金)~11日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:「平成元年に社会人になった方」と「平成30年に社会人になった方」
・サンプル数:512サンプル(各256サンプル)
※構成比の数値は四捨五入しているため、100%にならないことがあります
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社スタッフサービス・ホールディングス https://www.staffservice.co.jp/ /2月28日発表・同社プレスリリースより転載)