「認められたい」が破滅を招く! パワハラ、隠蔽、過労死……不幸への転落を防ぐ画期的提言~『「承認欲求」の呪縛』(太田肇:著)新潮社より刊行
株式会社新潮社は、太田肇:著『「承認欲求」の呪縛』を刊行しました。
「認められたい」が破滅を招く!
パワハラ、隠蔽、過労死……不幸への転落を防ぐ画期的提言。
SNSで「いいね!」をもらうことに全身全霊を傾けてしまう人がいる。職場で表彰されたために「もっとがんばらねば」と力んでしまい、心身を蝕(むしば)む人がいる。エリートであるがゆえにプレッシャーを感じて、身を滅ぼした人もいる……すべての原因は「承認欲求」の呪縛だった。誰しもがもつ欲求の本質を深く探り、上手にコントロールする画期的な方法を示す。人間関係の向上や組織での成果アップに変換するヒントが詰まった一冊。
■本書の概要
「承認欲求」の呪縛
著者:太田肇
定価:842円(税込)
発売日:2019年2月15日
ISBN:978-4-10-610800-6
シリーズ名:新潮新書
判型:新書判
ページ数:238ページ
■目次(一部抜粋)
第一章 承認欲求」最強説
一 人は認められると、これだけ変わる
二 承認欲求が最強の理由
三 「病」の前兆
第二章 認められたら危ない
一 「認められたい」が「認められねば」に変わるとき
二 認められた人の不幸
三 なぜ承認にとらわれるのか
第三章 パワハラ、隠蔽、過労死……「呪縛」の不幸な結末
一 ブラックバイト、過労死……認められたゆえの悲劇
二 エリートを苦しめる三つの不幸
三 エリートはこうして犯罪に走る
四 管理のパラドックス―不祥事はなぜ繰り返されるのか?
第四章 「承認欲求の呪縛」を解くカギは
一 「期待」に潰されやすい日本人
二 期待の重荷を下ろすには
三 自己効力感を高め、組織への依存を小さくするには
四 問題を相対化するには
五 組織不祥事をなくすには
■著者プロフィール
太田肇(おおた はじめ)
1954(昭和29)年兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授。神戸大学大学院経営学研究科修了。経済学博士。専門は個人を尊重する組織の研究。『個人尊重の組織論』『承認欲求』『公務員革命』『がんばると迷惑な人』『個人を幸福にしない日本の組織』など、著作多数。講演やメディアでの登場も多い。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社新潮社 https://www.shinchosha.co.jp/ / 2月発表)