上司に言われて嬉しい言葉に“ありがとう”“助かる”“上手い”感謝の言葉がアルバイターのモチベーションを高める~「アルバイト離職白書」:ディップサイコロLab.
総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:冨田 英揮、以下ディップ)のサイコロLab.が、アルバイトの離職問題に関する自社調査結果をまとめた「アルバイト離職白書」より、第2弾「アルバイト先で上司に言われた印象に残っている言葉」を本日より公開いたしました。
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◆上司に言われて嬉しい言葉に“ありがとう”“助かる”“上手い”など、感謝を伝える&個人のスキルや信頼を寄せた言葉が多く占める
アルバイト就労経験がある2,156人を対象に行なったアンケートで、アルバイト先で上司に言われた一番印象に残っている言葉について尋ね、テキストマイニング(※1)を行いました。そして、アルバイターが上司に言われて印象に残っている“嬉しかった言葉”と“悲しかった言葉”を単語の出現頻度の多い順にグループ分けしました。
“嬉しかった言葉”には、“ありがとう”や“助かる”などの感謝を伝える言葉や、“上手い”や“任せる”などの個人のスキルや信頼を寄せた言葉などが多く見受けられました。一方で“悲しかった言葉”には、“不器用”“使えない”“頑固”などの個人の素質を否定するような言葉が見受けられました。
(※1)…大量にあるテキストの中から単語や文節で区切り、それらの出現の頻度や出現傾向、時系列などを解析し、有用な情報を取り出す為の分析手法のこと。
◆感謝の言葉はアルバイターのモチベーションを上げるきっかけに
心理学者のアダム・グラントらが行なった感謝に関する研究(※2)では、「感謝される」と「感謝されない」に分けた2つのグループのうち、グループの責任者から感謝の言葉と活動のフィードバックを受ける「感謝される」グループの方が生産性が上がった研究結果が発表されています。
(※2)…心理学者アダム・グラントらがアメリカの公立大学の学生を対象に行った研究
そこで、“ありがとう”に関連する言葉として回答した104人を対象に、上司に「ありがとう」と言われて頑張ろうと思うかどうか尋ねたところ、「頑張ろうと思う」79%が最多となり、さらに、「ありがとう」単体よりも理由も含めた「理由+ありがとう」の最大6点満点の得点が約1ポイント高いことがわかりました。
◆仕事以外の会話は、アルバイターと上司の信頼関係につながる
アルバイト就労経験がある2,156人を対象に、「アルバイト先の上司と仕事以外の会話もできる関係だった」と答えた人の方が「上司を信頼していた」73%と高い回答結果となりました。仕事以外の会話もできるようなコミュニケーションをつくることが、信頼関係に繋がることが伺えます。
出典(ディップ株式会社・サイコロLab.「アルバイト離職白書」)
本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 https://www.dip-net.co.jp//10月22日発表・同社プレスリリースより転載)