枯渇するRPA専門人材を育成・派遣する新サービス「RPAアソシエイツ」を開始~企業におけるRPAの導入・定着を促進:パーソルグループ
総合人材サービスのパーソルグループで、人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田孝雄、以下パーソルテンプスタッフ)と、コンサルティングやシステム開発・運用を手掛けるパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横道浩一、以下パーソルプロセス&テクノロジー)が連携し、RPA専門人材を育成・派遣する新サービス「RPAアソシエイツ」を開始いたします。これにより、RPA専門人材の枯渇を解消し、さらなる企業の生産性向上を支援いたします。
当グループでは社会問題である労働力不足に対し、解消の一手としてRPAを重要な手段と位置づけ、早期から一丸となりソリューションの提供に取り組んでまいりました。本サービスでは、RPAツールを操作したロボット開発や、メンテナンスまで対応できる専門人材を、年間1,000人育成・派遣することを目指します。これにより企業におけるRPAの導入・定着を促進し、日本の労働力不足解消に寄与してまいります。
■背景:3年で市場規模は22倍、導入が進むRPAと不足する専門人材
昨今、国内では少子高齢化にともなう労働力人口の減少が進み、2025年には約583万人の労働力が不足すると予測されています(※1)。このような状況の中で、人が行う仕事の自動化が実現できるRPAへの注目が高まり、RPAの市場規模は2015年2億円から2018年44億円と3年間で22倍、さらに2021年には80億円以上まで継続的に拡大すると予測されています(※2)。
このようにRPAニーズが高まる一方で、専門知識や専門ツールの操作スキルを有した人材の不足により、多くの企業でRPAの導入が進まない、導入したものの活用できていないといったケースが増えており、今後さらに深刻化してくことが想定されます。
※1:パーソル総合研究所 「労働市場の未来推計」
※2:ITR Market View:AI/RPA市場2017
■概要:約1ヵ月間の集中研修により、ロボット開発からメンテナンスまで対応可能なRPA専門人材を育成派遣
パーソルテンプスタッフとパーソルプロセス&テクノロジーはこのような課題に対し、パーソルテンプスタッフに登録する派遣スタッフを対象に、RPA専門人材育成を目的とした約1ヵ月間(90時間)の集中研修を実施。修了したスタッフをクライアント企業へ派遣いたします。
同研修は、パーソルプロセス&テクノロジーが、これまで多くの「WinActor(R)」のスペシャリストを育成してきた実績と、多くのRPA導入支援を行ってきた知見やノウハウを盛り込んだ、オリジナルの人材育成プログラムです。ロボット開発だけでなく、RPA導入後の課題であるメンテナンス対応についても学ぶため、トラブルや動作停止が起こった際の対応も可能となります。また、専門のサポートセンターを設置し、就業後のサポートも行います。教育を受けたRPA専門人材が就業することで、RPAを活用できていない企業や、RPAの適用業務を拡大したい企業において、RPAの活用を促進しさらなる生産性向上が可能となります。
また、RPA専門人材の育成・派遣だけでなく、ご要望に応じて業務コンサルティングや業務フローの設計までを行い、クライアント企業のスムーズなRPA導入、定着を支援いたします。
パーソルグループは、本サービスを通じて、派遣スタッフのスキル向上と長期的なキャリア形成、および企業における生産性向上を支援し、グループビジョン「人と組織の成長創造インフラへ」の実現を目指します。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルホールディングス株式会社 https://www.persol-group.co.jp/ /7月10日発表・同社プレスリリースより転載)