毎日コミュニケーションズ
「若手正社員女性の働き方アンケート」を実施
人材と出版の総合サービス会社、毎日コミュニケーションズ(東京都千代田区、中川信行・社長)が運営する20代の働く女性を応援するサイト「escala cafe(エスカーラ カフェ)」( http://escala.jp/pr/ )では、同サイトの会員を対象とした「若手正社員女性の働き方に関するアンケート」調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。
【 調査結果の概要 】
■ 結婚しても、出産しても、「働きたい!」。
「結婚後も仕事を続けたいか」の問いに、「絶対続けたい(22.8%)」「できれば続けたい(54.4%)」と約8割の女性が働く意思を見せた。出産後に関しては、「絶対続けたい(11.6%)」「できれば続けたい(49.0%)」と、約6割が出産後も働きたいと考えていることがわかった。
■ 「出産後は、今の会社で働けない」が約半数、国の少子化対策「評価できない」が約9割。
上記の通り、出産後も働きたい女性が多くいるなか、「出産後も仕事をするとしたら、今の会社で続けて働けると思うか」の問いに対しては、「働けないと思う」が46.5%ともっとも多く、「部署異動や仕事内容を変更すれば働けると思う」の“条件つき”が23.2%という結果になり、「働けると思う」は28.6%に留まった。
また「今の会社の出産・育児へのサポートは満足できるものか」の問いに対しては、「非常に不満」「やや不満」が47.3%と、会社の労働環境・福利厚生に対しても、出産を考える女性の不満が高いことが伺える。
さらに、「国の少子化対策についてどう思うか」の問いに対して、「あまり評価できない」が46.9%ともっとも多く、「全く評価できない(40.2%)」、「わからない(9.1%)」と続き、「まあ評価できる」「評価できる」はわずか3.7%と、国策に対して否定的な意見が上位を占めた。
■ 半数以上が「男女間に昇進や機会の均等に差がある」。一方で、日本の女性社会進出は「進んでいない」「まだまだこれから」が9割に。
会社と日本における女性の社会進出について聞いてみたところ、「今の会社で男女間に昇進や機会の均等に差があると思うか」の問いに対して、「非常にそう思う」「ややそう思う」が59.3%という結果になり、「あまりそう思わない」「全くそう思わない」の40.6%を上回った。
また「日本における女性の社会進出は進んでいると思うか」の問いに対しては、「あまり進んでいないと思う」が50.6%、「進んでいるが、まだまだこれからだと思う」が41.1%と、合計で9割にのぼり、男女雇用機会均等法が施行されてから20年経った今、まだまだ男女差は埋まっていない、と感じているビジネスウーマンが多いことが伺える。
【 「2007年度 若手正社員女性の働き方に関するアンケート」調査概要 】
・ 調査方法/escala会員にメールにてアンケートを送付、WEBから回答。
・ 調査期間/2007年2月9日(金)〜2月14日(水)
・ 回答/241件 (入社2〜4年目、独身、正社員女性、転職経験なし)
※ 調査結果の詳細は「escala cafe」( http://escala.jp/pr/ )で公開しています。
(毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・2月21日)