KPIより断然やる気が出て、大胆な目標も実現する新しいフレームワーク~『OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』(クリスティーナ・ウォドキー:著)日経BP社から刊行
株式会社日経BPは、クリスティーナ・ウォドキー:著『OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』を刊行しました。
KPIより断然やる気が出て、大胆な目標も実現する新しいフレームワーク
グーグルも全面採用! シリコンバレーのスタートアップから大企業まで、「OKR」の導入・運営を現場でトレーニングしている著者がわかりやすく解説します。
OKRを設定して金曜日に振り返れば、ひとりでもチームでも、たった3ヵ月で生まれ変わります!
■OKRとは?
OKRは、Objectives and Key Resultsの略。目標の「O」(Objectives)と主な結果の「KR」(Key Results)を設定する最も注目されているフレームワーク。大きな目標「O」と具体的な数値目標「KR」を組合せることで、目先の数字に振り回されず、やる気が出て、生産性が断然上がります。
■前半は物語、後半はノウハウですんなりわかる!
本書の構成
<前半>シリコンバレーのスタートアップの物語
高級レストランなどに高品質の茶葉を販売するスタートアップ「ティービー」が舞台。資金調達は成功したものの、売上が伸びず、創業者同士がぶつかり、社員の不満が募る。そのときにエンジェル投資家の勧めで、ティービーに導入されたのがOKRだ。OKRの設定や運営でつまづきまくるが、やがて社内の全員が変わってくる――。
<後半>
OKRの設定から運営まですべてのノウハウを紹介。成功の法則、よくあるOKRの失敗例も紹介。
■OKR「成功の法則」
・目標「O」はひとつ、主な結果「KR」は三つくらいにする
・KRは「難しいが不可能ではないもの」にする。簡単すぎると意味がない、不可能ではやる気がなくなる
・OKRはポジティブな表現にする。チームを脅してはダメ。
・3ヵ月単位で運用、でも毎週の振り返りは必ず!
・月曜日に進捗をチェックしてコミットしよう
・金曜日の「ウィン・セッション」で成果を見せ合えば、ほかの人の仕事も理解できるし、来週のやる気にもつながる!
OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
著者:クリスティーナ・ウォドキー
訳者:二木 夢子
解説:及川卓也
発行:2018年3月19日
仕様:4-6、224ページ
価格:1,620円(税込)
ISBN:978-4-8222-5564-0
■目次
まえがき
イントロダクション
第1部 実行家の物語
創業の半年前/CEOのハンナ、上客をもう1社見つけてくる/ハンナ、ピボットを提案する/エンジェルのジムに相談する/OKRを知る/チームにピボットを宣言/ハンナ、テイスティングに参加してキレる/大事なのは品質か、売り上げか/数字について話す/CEOへの不信感/悪い知らせ/再度エンジェルにアドバイスをもらう/エンジニアをクビにする?/契約打ち切りを伝える/時間切れ/さんたんたる結果/ハンナとジャック、CTO候補に会う/OKRをやり直す/目標に近づいた1カ月後の金曜日/めでたし、めでたし?/6カ月後、重要項目を達成/1年後
第2部 OKRのフレームワーク
なぜ、やり遂げることができないのか/プロダクト・チームのOKR/OKRの実行を習慣にする/OKR設定ミーティングを開催する方法/会社の目標をサービス部門のOKRと結びつける/OKRのスケジュール/MVPのためのOKR/OKRで毎週の状況報告メールを改善する/よくあるOKRの失敗例/OKRと年間レビュー/OKR活用のヒント
あとがきと謝辞
解説 及川卓也
付録 デザイン思考を使ったOKR設定ミーティングの進め方
■著者紹介
クリスティーナ・ウォドキー(Christina Wodtke)
ウォドキー・コンサルティングのプリンシパルとして、企業を洞察段階から実行段階に移行するためのトレーニングを行っている。また、カリフォルニア美術大学とスタンフォード大学夜間講座で、次世代のアントレプレナーを対象に教鞭をとっている。
これまで、リンクトイン、マイスペース、ジンガ、ヤフー、ホットスタジオ、イー・グリーティングスなどの起業の再設計と初期製品の販売を主導。
◆本書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社日経BP http://corporate.nikkeibp.co.jp/ /3月発表・同社プレスリリースより転載)