NTTレゾナントがgooリサーチにて
「オフィスデザイン」に関する調査を実施
インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント(東京都千代田区、和才博美・代表取締役社長)と三菱総合研究所(東京都千代田区、田中將介・代表取締役社長)は、企業に勤務するgooリサーチ・ビジネスモニターを対象に「オフィスデザインに関する調査」を実施しました。
最近の企業における傾向として、社員のモチベーション向上を目的にオフィスデザインを改善する動きが多く見受けられます。今回の調査により、全回答者の6割以上がオフィスデザインについて、「社員のモチベーション」、「社員間のコミュニケーション」、「社員の創造性」に有効であると肯定的な評価を示しており、今後コストをかけてでも実施すべきであると前向きな意見が見て取れます。
【 総括 】
有効回答者2,215名のうち、現在勤務しているオフィスで、オフィスデザイン施策が実施されていると回答した人は16.3%に留まったものの、施策を要望する回答は8割以上を占めています。オフィスデザイン施策による導入効果として、「社員のモチベーション向上」、「社員間のコミュニケーション活性化」などにプラス作用があるとの回答も多く、職場環境の改善を望む声が強いことがうかがえます。
また、コストをかけてでもオフィスデザイン施策を実施すべきとの回答が半数を占めており、創造性及びモチベーションの向上が収益向上につながるという視点から是認される傾向にあります。今後、社員の満足度向上、採用市場での自社の魅力向上のために、オフィスデザインの改善施策を実行する会社が増加してくることが予想されます。
【 調査結果のポイント 】
(1) 現在の勤務先でオフィスデザイン施策を実施している企業は16.3%。
現在、オフィスデザインに工夫がされていると回答した人は、全体の16.3%だったが、具体的にどのような施策が実施されているかを尋ねてみたところ、「リフレッシュスペース」、「環境配慮(観葉植物、空調)」が上位を占めた。また、今後の施策要望としても、「リフレッシュスペース」、「環境配慮(観葉植物、空調)」などの施策が上位を占めており、また、「ライブラリなどの情報収集スペース」「社員が使えるカフェ・バー」などを希望する声も多い。
(2) オフィスデザインは社員のモチベーション、創造性、社員間のコミュニケーションにプラス効果と指摘する回答が6割以上。
オフィスデザインに工夫を加えることにより、「社員のモチベーション」、「社員間のコミュニケーション」、「社員の創造性」について6割以上がプラスに作用すると回答しており、肯定的評価の高い結果となった。
(3) オフィスデザイン施策は、コストをかけてでもするべきという意見が半数。
社員の創造性、モチベーションの向上による収益向上などへの期待により、オフィスデザイン施策についてはコストをかけてでも実施すべきとの回答が50.0%を占めた。一方、コストをかけるべきではない理由として、「コストに対する効果がはっきりしない」が56.6%と最も多く過半数を占める。
(4) 働いてみたいオフィスとしてはgoogleがトップ、次いでコクヨ、IBM、ソニーなどが挙げられる。
「自由な雰囲気」、「リフレッシュ環境が整っている」、「食事無料」、「遊び心満載」等が評価され、Googleのようなオフィスで働いてみたいという回答が最も多い。その他、「洗練されたオフィス空間」などの理由によりコクヨ、「先進的イメージ」などでIBMなどが目立つ。
(NTTレゾナント http://www.nttr.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・1月17日)