新生活間近!企業のアルバイト人材不足はホント!?アルバイトの悩みは「給料、人間関係<シフト」 だったことが判明~『アルバイト就業中の大学生調査』:パーソルキャリア
昨今、企業はアルバイトの慢性的な人材不足、採用難の状況が続いており、いかにして労働力を確保するかが重要となっています。実際、厚生労働省が四半期ごとに実施している「労働経済動向調査」の2017年8月結果によると、調査対象産業計では、アルバイト・パート(調査では「パートタイム労働者」)は32期連続で従業員が「不足している」と回答した事業所が、「過剰である」と回答した事業所を上回っており、労働力不足が顕著となっています。
この度、総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)は、新生活が始まるこの時期に、アルバイト就業中の大学生600名を対象にしたアルバイトの業務実態について調査を行いました。
<主な調査結果トピック>
●「1週間あたりの働きたい時間」は平均24.8時間、「実際に働いた時間」は平均14.7時間!その差は平均10.1時間で、「1週間あたりの働きたい時間」の方が長く、お金にすると、なんと年間8兆円以上※!
●アルバイト先での悩みトップは、「シフト調整」で29.5%!2位は時給(25.3%)、3位は給料(23.5%)
●シフト提出の頻度は、「1ヵ月に1回」が最も多く(35.5%)、先の予定がわからないため、約半数が少なめにシフトを組んでいる
●約6割(59.3%)が「急に予定が空いてしまう」と回答し、そのうち、2人に1人が「3時間以上」の空き時間ができてしまう
※大学生の数(文部科学省 文部科学統計要覧(平成29年版)より引用)×アルバイト率×平均時給×上記差時間(週)×4週×12カ月をもとに労働力埋蔵金(年間8兆円)を算出。
※計算式:大学生の数(2,567,030人)×アルバイト率(63.9%)×平均時給(1,064円)×働いている時間と働きたい時間の差時間(週10.1時間)×4週×12カ月=¥846,127,950,321
当社では、「既存人材活用」を支援し、アルバイトを多く雇用する企業にとっての「人と組織の成長創造インフラへ」を実現する事業の一つとして、店舗間のアルバイトスタッフシェアリングを実現するヘルプシフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」を、2018年1月29日(月)よりサービス提供を開始しています。
パーソルキャリアでは、「Sync Up」を通じて、企業とアルバイトのニーズをマッチングさせ、相互にとってより働きやすい環境づくりに取り組んでまいります。
■調査結果について
●大学生のアルバイトの働き方について
<TOPIC1>
実は有効活用できていないアルバイト労働力
「1週間あたりの働きたい時間」は平均24.8時間、「実際に働いた時間」は平均14.7時間!その差は平均10.1時間で、「1週間あたりの働きたい時間」の方が長く、お金にすると、なんと年間8兆円以上※!
※大学生の数(文部科学省 文部科学統計要覧(平成29年版)より引用)×アルバイト率×平均時給×上記差時間(週)×4週×12カ月をもとに労働力埋蔵金(年間8兆円)を算出。
※計算式:大学生の数(2,567,030人)×アルバイト率(63.9%)×平均時給(1,064円)×働いている時間と働きたい時間の差時間(週10.1時間)×4週×12カ月=¥846,127,950,321
<TOPIC2>
有効活用できていない理由は「シフト」にあり?
先の予定がわからないため、約半数(54.2%)が少なめにシフトを組んでいると回答!
実際に、シフト調整で悩むアルバイターが多く、なんと29.5%!
時給、給料、職場内の人間関係を抑えて悩みのNo.1に
シフト提出の頻度は、「1カ月に1回」が最も多く、35.5%という結果に
・あなたの現在のアルバイト先のシフトについて、あてはまるものを全てお選びください。(複数回答)(N=600)
●その他アルバイトに関する基本情報調査結果
・約5割(49.5%)が週3~4日のアルバイト勤務
・1週間あたりの平均勤務時間は14.7時間
・月毎のお給料の平均は41,584円
・平均時給は1,064円
<調査概要>
・調査期間 : 2017年12月
・対象 : 全国に住むアルバイト就業中の大学生(18~29歳)男女それぞれ300名ずつ計600名
・方法 : インターネットによるアンケート回答方式
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ / 3月1日発表・同社プレスリリースより転載)