キャリアの充実度を可視化し、強化ポイントを明確にする キャリア診断サービス「BRIDGE-C」を、無料で提供開始:リンクアカデミー
株式会社リンクアンドモチベーション(東証一部2170、以下当社)のグループ会社である株式会社リンクアカデミー(代表取締役社長:小栗 隆志、以下リンクアカデミー)は、2月13日(火)より、個人のキャリア充実度を可視化し、キャリア開発における強化ポイントを明確にするキャリア診断サービス「BRIDGE-C(career)」を、無料で提供致します。本サービスはリンクアカデミーの運営するパソコンスクール「AVIVA」や資格スクール「大栄」等、全国100以上の教室で、3万人を超える受講生に対して、順次展開予定です。
サービス提供の背景
変化の激しい昨今のビジネス環境において、ビジネスモデルや商品サービスの短サイクル化が進んでいます。加えて、日本の労働力人口の減少を背景とした、政府主導の「働き方改革」や「人づくり革命」が促進されることによって、個人の労働寿命は延伸化しています。このような背景から、業界や企業の寿命より、個人の労働寿命の方が長くなり、特定の職種やスキルでは、個人が一生涯活躍できる保証はなくなりつつあります。個人が労働市場の変化に適応し、活躍し続けるためには、業界や企業に依存せず、生涯にわたって学習を続ける「リカレント教育(回帰教育)」が重要になっていくと、当社は考えています。
リカレント教育を行っていくうえでは、個人のスキル課題に向き合いながら、キャリア開発を行っていかなければなりません。しかしながら、これまで「現在の自分のスキル」と「自分が目指すキャリア」にどの程度の乖離があり、どのポイントを強化すべきかを可視化・定量化して把握できる診断サービスは存在しませんでした。
そのような背景から生まれた診断サービスが、「BRIDGE-C」です。パソコンスクール「AVIVA」や資格スクール「大栄」の運営など、個人の「学ぶ」と「働く」を支援してきたリンクアカデミーが、受講生の方々全てにこの診断サービスを無料開放することで、「現在の自分のスキル」と「自分が目指すキャリア」のギャップを明らかにし、強化すべきポイントに合った目標設定や、必要なスキルを獲得できる講座の受講が可能となります。こうした診断技術に加えて、これまで当社グループが蓄積してきた「モチベーションエンジニアリング」という継続学習を引き出す技術を用いることで、リンクアカデミーにしか提供できない「挫折させないキャリア開発」が可能となります。さらに、「BRIDGE-C」の展開によって、継続学習に関するデータベースが蓄積されていくことで、今後のより再現性と実効性の高いキャリア開発を受講生に提供してまいります。
BRIDGE-Cの概要
「BRIDGE-C」とは、個人の「テクニカル/リテラシースキル」「ポータブルスキル」「モチベーションタイプ」、三つの観点を数値化、可視化し、キャリア形成や自己実現をサポートするツールです。当社グループで過去提供してきた、「ポータブルスキル」「モチベーションタイプ」を把握する個人診断ツール「BRIDGE」(過去70万名以上の実績)をより個人のキャリア形成支援を目的とした形に開発し、この度リリースいたしました。受講生の方々は、WEB上で設問に回答することで、なりたい姿に近づくために必要なスキルとそれに向けた道筋を把握することができます。
(1)36項目でスキル診断し、自己キャリアの充実度合いを偏差値「CS」で算出
職務を遂行するうえで必要となる「テクニカル/リテラシースキル」「ポータブルスキル」を網羅的な36項目で診断、自己キャリアの充実度合を表した偏差値「CS(キャリアデベロップメントスコア)」を算出し、キャリア形成を支援します。社内調査では、 CSが高くなるにつれて年収が高くなる傾向がみられました。
・「テクニカル/リテラシースキル」…職務を遂行するために欠かせない知識や技術。
「作る」、「売る」、「運営する」を6種に分解し(下図左列)、その因子をさらに詳細に分解した計18種の力でスキルを分析します。
・「ポータブルスキル」…業界や職種の枠を超えて通用する陳腐化しない基本スキル。
「対課題力」、「対人力」、「対自分力」を6種に分解し(下図右列)、その因子をさらに詳細に分解した計18種の力でスキルを分析します。
(2)「モチベーションタイプ」を総合的に診断
スキルの充実度「CS」の診断に加えて、働く上での個人のモチベーションタイプも診断いたします。自身のモチベーション特性を可視化することで、客観的な自己分析、自己理解を促し、「挫折させない継続学習」を通じた自己実現を支援します。
・「モチベーションタイプ」…働く上での嗜好性や欲求といったモチベーション特性。
「組織タイプ(組織の帰属要因)」、「行動タイプ(思考・行動の志向性)」、「仕事タイプ(仕事に対する志向性)」の3つの観点から価値観を調査します。
(3)独自の「4eyes(R) Windows」で課題を分かりやすく見える化
個人の「3~5年後に実現していたい項目(希望度)」×「達成できていると認識している項目(実現度)」をマトリクス「4eyes(R) Windows」で可視化します。「希望度が高く、かつ実現度も高い項目」(下図の赤い象限=INTER LINK)が個人キャリアの強みとなり、「希望度は高いが、実現度が低い項目」(下図の青い象限=ICE BLOCK)が課題となります。
(4)診断結果を基にリンクアカデミーがキャリア形成をサポート
「BRIDGE-C」の結果をもとに個人が希望するキャリアに必要なスキルを獲得できるよう、モチベーションタイプに合わせてリンクアカデミー社員(キャリアナビゲーター)が「挫折させない継続学習」をサポートいたします。
<お問合せ先>
■本サービスについてのお問い合わせ先
株式会社リンクアカデミー
TEL:03-6779-9440 FAX:03-6779-9445
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リンクアカデミー http://www.link-academy.co.jp/ /2月13日発表・同社プレスリリースより転載)