アジア各国では年末にかけ求人依頼に一服感があったものの、多くの国で昨年同期比増に~『アジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向』(2017年10月~12月):JACリクルートメントグループ
世界10ヵ国で人材紹介事業を展開し、東南アジアでは最大級の規模(※)を誇るジェイ エイ シー リクルートメント グループ(CEO:田崎 ひろみ)は、この度、2017年第4四半期のアジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向を纏めましたので、お知らせいたします。
【サマリー】
・アジア各国では年末にかけ求人依頼に一服感があったものの、多くの国で昨年同期比増に
・インドでは自動車関連企業が西部のグジャラート州に進出を進めた影響により、前年比193%と大幅増
・ベトナムではサービス・小売業の採用意欲が高まり、前年同期比164%、前期比149%
・韓国では半導体のサプライヤーの求人増により、前年比140%
■■マレーシア■■
企業の求人数は減少傾向だが、管理職やエンジニアなど中核となる人材を中心とした高年収帯層人材のニーズは底堅い
【求人数】
対前年四半期比 76%
対前四半期比 74%
■■シンガポール■■
景気が回復基調になり、管理系や製造関連の求人が増加
【求人数】
対前年四半期比 114%
対前四半期比 101%
■■タイ■■
景気は底を打ったが、業種によっては低迷が続く
【求人数】
対前年四半期比 103%
対前四半期比 76%
■■インドネシア■■
年末年始の休暇の影響で求人減
【求人数】
対前年四半期比 93%
対前四半期比 79%
■■ベトナム■■
国の成長率が過去10年で最高に。来年度も同等の成長率を目指す
営業担当者、サービス業のマネジメント人材の不足が続く
【求人数】
対前年四半期比 164%
対前四半期比 149%
■■中国(上海・広州)■■
中国の2017年度の成長率は6.9%と前年比増
高度人材の採用が加速
【求人数】
対前年四半期比 162%
対前四半期比 82%
■■香港■■
例年通り、旧正月を前に企業と求職者の動きは鈍化
【求人数】
対前年四半期比 105%
対前四半期比 75%
■■韓国■■
半導体関連事業会社からの採用需要は堅調
政策変更や偏った産業構造に懸念する声も
【求人数】
対前年四半期比 140%
対前四半期比 86%
■■インド■■
自動車部品メーカーによるグジャラート州への進出が進み求人が大幅に増加
【求人数】
対前年四半期比 193%
対前四半期比 102%
■■日本■■
海外事業要員の求人数は昨年同期比でやや減少したものの、製造業の求人意欲は旺盛な状態が続く
【求人数】(日本企業の海外事業関連求人)
対前年四半期比 94%
対前四半期比 96%
※各国の求人数の増減については、その国々の景況感による変動や各国が講じた戦略(高額帯年収の求人やスペシャリスト層求人に特化など)により、意図的に減る場合もございます。そのため、求人数の増減は直接各国の業績に結び付くものではありません。
◆ 本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント http://corp.jac-recruitment.jp/ /1月26日発表・同社プレスリリースより転載)