最後の大量採用世代は、このまま「お荷物」になるのか~『バブル入社組の憂鬱』(相原 孝夫:著)日本経済新聞出版社から刊行
日本経済新聞出版社は、相原 孝夫:著『バブル入社組の憂鬱』を刊行しました。
日本企業の最後の大量採用世代、「バブル入社組」も、はや50代に差し掛かり、人生の岐路に立っている。根っから楽観的と評される彼らは、多くの企業でどのように見られているのか。就職氷河期世代との対立、役職不足、保証されない将来……。バブル世代が置かれた現状と将来について、豊富な事例から人材コンサルタントが鋭く分析する。
大企業では、業種によってバラつきはあるが、実に社員の5人に1人は「バブル入社組」が占める、と言われている。会社の大きな人材の塊と言われているが、他の世代からは、「根拠なく楽観的」「ポータブル・スキルが欠けている」「分析的ではない」などと言われ、手堅い意識を持つ、すぐ下の「氷河期世代」と鋭く対立することも。
そんなバブル世代が、今後も戦力となって会社に貢献し、生き残りを図るには、弱点ともとらえられる「根拠なき楽観」を武器にすればよいのではないか。自身もバブル世代の真ん中である人材コンサルタントの著者が、さまざまな業種の多くの企業、さらに同世代の声なども織り交ぜながら語る、まったく新しいバブル世代論。
バブル入社組の憂鬱
発売日:2017年12月
著者: 相原 孝夫
判型: 新書判 並製
ページ数: 232 ページ
ISBN: 978-4-532-26341-6
価格: 本体850円 +税
■目次
序章 バブル入社組の現在
第1章 「こんなはずでは……」の矛先
第2章 バブル入社組の評判
第3章 人数は多いが、役職は減っていく
第4章 世代には特有の共通点がある
第5章 「バブル」対「氷河期」の構造
第6章 バブル入社組の強みと弱み
第7章 「根拠なき自信」がバブル世代を救う!?
■著者紹介
相原 孝夫 (あいはら たかお)
株式会社HRアドバンテージ代表取締役社長
慶應義塾大学商学部卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程前期修了。日系コンサルティング会社を経て、1994年マーサー入社。2000年9月日本法人代表取締役副社長。人材の評価、選抜、育成および組織開発に関わるプロジェクト、日系企業海外現地法人の現地化推進等のコンサルティングを専門とする。著書に『会社人生は「評判」で決まる』『ハイパフォーマー 彼らの法則』などがある。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(日本経済新聞出版社 http://www.nikkeibook.com/ /12月発表・同社プレスリリースより転載)