子育てを応援!〝シングルマザー採用〟を開始~「雇用を通して世の中を明るくする」牧野電設の新しい取組み:牧野電設
牧野電設株式会社(本社:東京都練馬区 代表取締役:牧野 長)は、育児と仕事の両立を目指す女性を積極支援するための新しい取組みとして「シングルマザー採用」を開始したことをお知らせします。
<背景>
108万世帯といわれる母子家庭。貧困率は54%を超えるとされています。その要因の一つには、39%台で留まる正規雇用率の低さが挙げられます。育児に必要な時間的制約があり、フルタイム就業ができない方が溢れる一方で、有効求人倍率5.47%と、深刻な人手不足が叫ばれる建設業界。「人手不足」と「非正規雇用」今、この二つが大きな問題となっています。
<当社の取組み>
建設業界の技術者は一般的に「建物単位」で仕事が割り当てられます。その結果、作図などの専門的な仕事と、事務作業のような汎用性の高い仕事の両方を一人で行うこととなり、長時間労働を強いられるというケースが目立っています。当社では、これまで当たり前とされてきた「一建物一担当者」という仕事の割り当て方を根本的に見直し、技術者でなくてはできない仕事と、非技術者でも可能な仕事を整理することに注力してきました。結果、技術者の負担を削減させ、非技術者の雇用を促進させることに成功し、その雇用対象として「シングルマザー」に着目しました。
シングルマザーの多くはパートタイム等の非正規雇用者であり、平均直接収入は181万円とされています。企業の多くは「即戦力」「安定的な労働力」を求めており、専門知識を持たず、育児の為に労働時間が制限されるシングルマザーの雇用は敬遠されてきました。しかし当社では、「全く知識のない方にも理解してもらえる教育研修制度」「技術者一人に負担を掛けない業務体制」を構築させることで、本来求められてきた「専門学部出身者」でなくても活躍することが可能となりました。
説明会では建設業界の仕組み・仕事について専門用語を使わずに話をし、時には女性にとって馴染の深い、料理に例えながら解説することで仕事内容へのイメージを固めてもらいました。また、シングルマザーを対象に作られた労働条件についても説明することで、安心して就業してもらえる環境であることを理解してもらえたと感じています。参加者からは「労働条件が魅力的」「専門的なスキルを身に付けられるので将来性がある」といった声を頂き、建設業界で働くことに前向きに考えて頂くことに成功しました。
当社では〝雇用を通して世の中を明るくする〟を合言葉に、これからも建設業界での新しい働き方に着目していきたいと考えております。
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(牧野電設株式会社 http://www.makino-d.co.jp/ /11月30日発表・同社プレスリリースより転載)