4種のスペース設置 フリーアドレス制導入で メニコン
コンタクトレンズの販売などを行っている(株)メニコン(愛知県名古屋市中区、田中英俊代表取締役社長、1208人)は、働き方改革の第一弾として本社におけるフリーアドレス制を導入した。4種の働くスペースをつくり、労働者が状況に応じて柔軟に好きな場所で働けるようにしている。
本社オフィスの改装によって新たに設置したスペースは「コミュニケーションスペース」のほか、立って打ち合わせを行うことも可能な「スタンディングスペース」、個室風に仕切られた「作業集中スペース」、そして「リフレッシュスペース」の計4種。
コミュニケーションスペースには4人まで座れるデスクを複数配置した。社員には毎日異なるフロアやデスクで働くことを促し、社内交流の活性化をめざす。デスク上にはコンセントを設置しておらず、長時間パソコン作業などを行う際はスタンディングスペースでの作業を求める。健康を意識して長時間座り続けることを避けるためだ。
本社勤務の社員は約150人。今後、他の事業場にも同様の取組みを展開したい考え。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2017.11.07 より転載)