タナベ経営、中小企業の「採用活動実態アンケート」を実施
タナベ経営(大阪府吹田市、田辺次良・代表取締役社長)では、同社主催の「新入社員教育実践セミナー」等にご派遣の企業の人事・採用担当者の皆さまにご協力いただき、アンケート調査を実施、その結果をまとめましたのでお知らせします。
【 アンケート結果の主な内容 】
1.重視するのは、新卒・中途とも、「コミュニケーション力」。
さらに、新卒は「健康・体力」、中途は「責任感」。
■ 卸売業では、中途入社者選考で重視する点が異なった。「指導力・統率力」、「創造力・企画力」を求めている。卸売業が変革期にあることがうかがえる。
2.欲しい人数の30倍以上のエントリーが必要。
しかも、良い人材を確保するには、50倍以上。
■ 新卒の採用活動をステップごとに見ると、企業側の“勝負どころ”は、先ず「会社説明会に応募してもらう」、「実際に採用試験を受けてもらう」といった前半にあることが分かる。
■ 最終的に「内定通知に応諾する」のは、最初にエントリー(応募)した新卒者の3.2%。これで換算すると、約31倍のエントリー数確保が不可欠となる。また、「良い人材を採用できた」という回答は60%。すなわち、約52倍必要。「いかに学生の関心を惹くか」に思い切った対策が求められる。
3.媒体で「効果が高い」のは、新卒・中途とも「自社ホームページ」。
■ 採用投資の平均額は143万円。
■ 採用募集媒体(チャネル、ツール)について、最も多くの回答企業が、効果が高いと評価したのは、自社ホームページ。余裕のある大手企業なら、就職情報サイトへの掲載に高額を投資できるが、中小企業は「自社でできるIT・Webの活用・改善」を重視すべき。
【アンケート回答回収数: 236件】
(1)調査時期: 2006年8月下旬
(2)調査対象: 全国の人事・採用担当の方々
■ アンケート結果の詳細については、下記までご連絡下さい。
株式会社 タナベ経営
TEL:06-6338-3454/FAX:06-6338-9526
E-mail:kikaku@tanabekeiei.co.jp
(本社)〒564-0053 大阪府吹田市江の木町17-10
担当:企画開発部 西井香里
(タナベ経営 http://www.tanabekeiei.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月30日)