2019年卒学生、8月中旬時点でインターンシップに応募したことがある学生は、全体の9割を超える~『2019年卒学生の就活準備とインターンシップに関する調査』(キャリタス就活2019会員):ディスコ
インターンシップを導入する企業が増え、早期から就職活動の準備に取り組む学生が増加傾向にあります。ディスコでは、キャリタス就活2019登録学生(2019年3月卒業予定者)を対象に、2017年8月中旬時点での就職活動準備状況やインターンシップの参加状況などを調査・分析しました。
<調査結果>(一部抜粋)
[1]興味のある業界
現時点で興味を持っている業界を、10分類の中から三つまで選んでもらったところ、文系の1位は「メーカー」で、4割強(43.9%)が選んだ。2位「金融」(34.6%)、3位「サービス」(33.1%)、4位「商社」(32.0%)までが3割台で、比較的分散している。理系の1位は、文系同様「メーカー」だが、7割近くが選んでおり集中度が高い(68.0%)。
「特にない・まだわからない」は文理ともに1割未満にとどまる。
[2]就職活動準備状況
これまでに行った就職活動準備について尋ねた。1位「自己分析」、2位「学内のガイダンスに参加」がともに 6割を超える(63.0%、62.3%)。「インターンシップ」、「就活準備イベント」も半数強が参加しており、多くの学生が積極的に就活準備に取り組んでいる様子がうかがえる。
今後、就活準備イベントへの参加を予定している学生は約9割。平均参加予定回数は3.8回に上る。参加したい時期としては、「12月」が約6割で最も多いものの(59.5%)、年内はいずれの月も5割を超える。冬のインターンシップ企業を探すために、イベントへの参加を予定している学生が多いことが推測される。年明け以降のイベントについても、半数近い学生が早くも参加を計画している。
[3]業界研究・企業研究の予定時期
「業界研究に力を入れたい時期」を尋ねたところ、最も多いのは「9月」で約6割(59.6%)。「10月」(58.6%)が僅差で続く。また、「企業研究に力を入れたい時期」は、「12月」が 54.5%で最も多かった。「10月」「11月」も5割を超えている。
学生のコメントを見ると、夏から秋にかけて業界研究を進めて志望業界を固めたうえで、年内に企業研究に取り組み、3月の採用広報解禁までにある程度志望企業を絞りたいと考えている学生が多いようだ。学生優位の売り手市場にもかかわらず、前のめりの姿勢が鮮明だ。
[4]就職活動の情報源
就職活動に関する情報の仕入れ先として最も多いのは「就職情報サイト」。9割超(93.9%)と群を抜いて多く、業界研究やインターンシップの募集情報などを収集する上で、学生にとって欠かせない情報源であることがよくわかる。2位の「企業の採用サイト」は半数近くに上り(48.9%)、夏の時点で、早くも多くの学生が個別企業の採用サイトを閲覧している様子がうかがえる。
業界研究や企業研究などで興味を持った企業をどのように管理しているかを尋ねた。最も多いのは「就職情報サイトのブックマークを利用」で6割強(63.8%)。就職活動の主な情報源として利用している就職情報サイトを閲覧して気になった企業を、そのままサイト内で管理している学生が多いと考えられる。
[5]インターンシップ参加状況
8月中旬の調査時点で、インターンシップに応募したことがある学生は、全体の9割を超える(90.2%)。応募社数の平均は、5.9社。10社以上応募した学生は2割近くに上る(18.1%)。 参加経験を持つ学生は約半数(54.5%)。この時期としては高い数字と言えるだろう。応募済みインターンへの参加を控えている学生も多く、秋に向けて参加率は大きく上がりそうだ。一方で、事前選考を通過できず、参加できていない学生も少なくないようだ
<調査概要>
調査対象 : キャリタス就活2019会員
(2019年卒業予定の全国3年生.大学院修士課程1年生)
調査方法 :インターネット調査法
調査期間 :2017年8月9日~8月17日
回答者数 :1320人(文系904人、理系416人)
調査機関 :株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
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(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /9月6日発表・同社プレスリリースより転載)