2018年卒学生の内々定率調査。各地域、大学群で内々定率が9割以上。昨年より高水準の内々定率に~『あさがくナビ 2018年卒学生内々定率調査(8/5時点)』:学情
株式会社学情(本社:大阪市北区/東京都中央区、 代表取締役社長:中井清和)は、2017年7月31日~8月5日の期間で、2018年卒業予定の学生を対象に就職活動・内々定に関する調査を実施いたしました。
■国公立・私立【理系】
全体内々定率は94.8%、全体活動率は24.0%
全体内々定率は94.8%と昨年同時期調査時(2016年8月1日~6日)の85.1%に比べ9.7ポイント高く、前回調査時(2017年7月17日~22日)の93.3%からの伸びは1.5ポイントとなっています。一方活動率は24.0%と昨年同時期調査時の27.5%に比べ3.5ポイント、前回調査時の32.8%に比べ8.8ポイント低下しています。進路決定が進みつつあり、理系学生の就活は最終盤へ向かっているといえそうです。
■国公立【文系】
全体内々定率93.2%、全体活動率23.3%
全体内々定率は93.2%となり、東海圏の国立を除きほぼすべてのカテゴリーで90%を超えています。一方活動率は全体で23.3%となり、いよいよ3割を切りました。夏休みに入り、8月1日を過ぎたこともあり、日々入社意思を固める学生が増加しつつある状況がうかがえます。
■私立【文系】
全体内々定率94.6%、入社意志ありも81.8%と8割に接近。
全体内々定率は94.6%となり、すべてのカテゴリーで90%を超えています。特に関西圏の関関同立は、100.0%となり調査対象者全員が内々定を保有している状態となりました。一方で活動率は18.9%と2割を切っています。「入社意思あり」も81.8%になっており、内々定を得た学生の大半が進路を決定しつつあるといえます。
前回調査でもほぼ全ての地域・学校群で内々定率が9割を突破していましたが、今回の調査ではさらに内々定出しが進んでいる様子がうかがえる結果となりました。内々定率の上昇だけでなく、活動率も徐々に低下していることがわかり、就職活動も終盤に差し掛かっているといえそうです。とはいえ、まだ各地域・学校群で2割程度の学生は活動を続けています。まだ採用活動を終えていない企業は、この学生たちにどうアプローチしていくかが採用成功への鍵となりそうです。
■調査概要
・調査年月日:2017年7月31日~8月5日
・情報源:各大学の就職希望学生440名への電話でのリサーチ。架電対象となる学生は就職希望登録者リストから無作為に選択。
・本調査の結果をエリア全体で見る場合に、各エリア間の格差をなくす為ウエイトバックを行った。
・昨年同時期:2016年8月1日~8月6日
・内々定率=内々定をもらった学生数/全体学生数
・内々定率(入社意思あり)=内々定をもらった企業に入社意思がある学生数/全体学生数
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 http://company.gakujo.ne.jp/ /8月11日発表・同社プレスリリースより転載)