「転職市場予測2017下半期」発表(DODA)~2017年下半期(7月~12月)の転職市場は更に活況、求人の増加止まらず。企業の労働環境の整備がさらに進む見込み:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、「転職市場予測2017下半期」を発表しましたのでお知らせします。DODAサイト内で公開している記事では、2017年下半期(7月~12月)の転職市場を11の業種・職種に分けて、動向予測と注目のキーワードを紹介しています。
※ 詳細はDODAサイトで公開中
2017年下半期(7月〜12月)の転職市場全体における求人数は、上半期に引き続き増加傾向にあり、転職希望者にとって売り手市場が続くでしょう。全11分野のうち[増加]が7分野、[ほぼ変わらない]が4分野、[減少]する分野はなしと見込んでいます。
■技術革新による人材ニーズの増加や、働き方改革によりさまざまな働き方の選択が可能に
この下半期では、これまで一部の管理職や研究部門など特定の人材だけが関わっていたAIやビッグデータ活用が実用段階に進んできたことから、企画職やマーケティング職などの求人ニーズが増えることが想定されます。AIやビッグデータをどう有効活用するのか、IoTや自動運転を推進して何を実現するのかなどを考えられる人が、転職市場での市場価値が高まるでしょう。
また、働き方改革が転職市場に与える影響は、分野によって差が出てきています。人材不足の危機感が強い業界では事業領域やリソース配分の見直しが進み、労働環境改善のための本格的な投資に踏み切る企業が増えています。改革の途中で仕組みや制度が完成していない業界でも、労働環境改善のための取り組みに積極的な企業が多くなってきており、転職先を選ぶ一つの要素になっているケースも見られます。
転職市場では転職希望者に有利な売り手市場が続いていますが、企業は、仕事や商品、サービスにどのような付加価値をつけることができるか、自ら考え実行に移せる人材を求めています。また、転職活動では多くの場合、入社したらどのような仕事がしたいかを聞かれます。企業や業界を取り巻く環境変化を踏まえ、そこで自分はどのように貢献をしたいのか、どのように価値発揮をしたいのか、という見解を話せるようになると、より希望に沿った転職が実現できるのではないでしょうか。(DODA編集長 大浦 征也)
■11の分野別に求人動向を予測
01.IT・通信
積極的なIT投資を背景に、事業会社の求人ニーズも旺盛
02.電気・機械
垂直統合から水平分業へ。社外・社内との連携に対応できる人材ニーズ高まる
03.化学・素材
自動車・半導体業界の業績好調を受け、化学系エンジニアのニーズは堅調
04.建築・土木
求人数のピークを迎える建築・土木業界。女性・シニア層の活躍に期待が高まる
05.金融
マイナス金利下で、専門職と個人の資産運用ニーズに対応する求人が増加
06.メディカル
経験者やオンコロジー領域を中心にニーズが高まる見込み
07.営業
営業職の転職は若手からミドルまでチャンスが広がる市場状況に
08.人事・経理・総務
事業と自分の役割を直結して考える「ビジネス感覚」が求められています
09.企画・マーケティング
テクノロジー活用やアライアンスで新規市場獲得や生産性向上を実現できる人材にニーズ
10.販売・サービス
働き方改革は待ったなし!本気の環境改善が進む
11.クリエイティブ
ECサイトの求人ニーズが増加。数字に強いクリエイターが有利
<本件に関するお問い合わせ>
パーソルキャリア株式会社 広報部
03-6757-4266(受付時間:平日 10:00~19:00) | お問い合わせフォーム
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /7月3日発表・同社プレスリリースより転載)