『理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査報告書』(内閣府男女共同参画局)
内閣府男女共同参画局は、4月12日、『理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査報告書』を公表しました。
<理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査報告書>(一部抜粋)
●調査対象国の女性研究者数、割合の比較
・調査対象国の中では、日本の女性研究者の割合は全体、産業、政府機関、大学のいずれでも最下位である。特に、産業では、8.1%であり、他国と比較して低い。
・韓国の政府機関と高等教育部門では、2000年代前半までは日本と同レベルか以下(ただし、産業部門は2000年時点で既に日本より上)であったが、2000年代後半から女性研究者割合が大きく伸びてきてきた。全体では、2014年は18.5%と日本よりも4%近く高くなった。産業部門では更に女性研究者割合は伸びている。
・日本は着実に増加しているが、他国はそれ以上のペースで割合が伸びている。
<目次>
1. はじめに
2. 各国における女性研究者・技術者に関するデータの比較
3. 各国における理工系女性人材の確保に向けた社会制度や人材育成の仕組み等の取組動向
3.1 アメリカ
3.2 イギリス
3.3 ドイツ
3.4 ノルウェイ
3.5 シンガポール
3.6 韓国
3.7 その他の参考事例:EU における取り組み
4. 理工系教育(STEM 教育)に関する各国取組の整理と我が国への示唆
5. 提言
6. 参考資料
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(内閣府 男女共同参画局 http://www.gender.go.jp// 4月12日発表・報道発表より転載)