石巻市雄勝を舞台に、地域社会の課題解決ができる次世代リーダーを育成~宮城県石巻市雄勝町を中心に体験型教育支援を行うモリウミアスと提携:リクルートマネジメントソリューションズ
企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:奥本英宏)は、宮城県石巻市雄勝町を中心に体験型教育支援を行う公益社団法人MORIUMIUS(モリウミアス 所在地:宮城県石巻市 代表理事:立花貴)と共に、地域社会課題解決をテーマに、企業の次世代リーダー人材を育成するプラットフォーム「CISL(シスル)※」の提供を開始します。
※CISL(シスル):「Collaborative Innovation Session for Local revitalization」の略称
■背景・目的:
産業構造の変化、イノベーションの進展、働き方の多様化等の内外の環境変化により、企業の次世代リーダー育成の様相も大きく変わってきました。取り扱うテーマは、自社の経営計画立案や構造改革から新規事業開発や社会課題の解決へ、自社の社員のみでの研修から他社のリーダー候補との協働型・他流試合型へと変化しています。このような状況下、当社では研修を通して新規事業や新商品/サービスを創りだすイノベーション研修を開発し、多くの企業の次世代リーダー育成や新規事業創造のきっかけづくりをお手伝いしてきました。
一方、豊かな森と海に恵まれ、自然風景と伝統が色濃く残る宮城県石巻市雄勝町(以下:雄勝)では、東日本大震災によって町の8割が壊滅し、人口は震災前の約4分の1となりました。人口減少や少子高齢化、医療問題をはじめ日本の社会課題が凝縮した地域ともいえます。
「CISL」では、上記現状を踏まえ、雄勝の現地・現物・現実を体感し、問題意識を深耕し、地方創生の契機となるような提案を考え、社会課題の解決に繋げていきます。また、様々な業種の次世代リーダーとの他流試合を行うことで、異業種交流や人材育成を促進していきます。
■「CISL(シスル)」について:
様々な企業が次世代リーダーとなる候補者を選抜し、チームに分かれて、“MORIUMIUS annex(モリウミアスアネックス)”に滞在して、全7日間のセッションにご参加いただきます。<セッション1>は2泊3日で実施し、フィールドワークや地元住民へのインタビュー、アイディアセッションを行います。東京で開催する<セッション2>を経て、<セッション3>では雄勝で活動しているNPO法人や地域の関係者に対して課題解決策を提案します。雄勝の地域活性に貢献するとともに、プロジェクト型協働作業を通じて、次世代リーダーへの成長機会を創出します。「CISL」は今年度5回の実施を予定しており、参加者全員をネットワークし、リーダー人材交流のプラットフォームとすることも狙います。
□参加予定企業・団体:東京建物株式会社、日本たばこ産業株式会社、日本電気株式会社、株式会社ブリヂストンほか
■両社の主たる役割:
会場運営や雄勝町との連携はMORIUMIUSが、プログラムの全体設計とファシリテーションはリクルートマネジメントソリューションズが行います。
■公益社団法人MORIUMIUS(モリウミアス)について:
・代表理事:立花貴
・設立:2011年5月24日
・所在地:宮城県石巻市雄勝町明神字沼尻13-5
・活動内容:東北の子どもたちの未来のための支援活動
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ http://www.recruit-ms.co.jp/ /4月7日発表・同社プレスリリースより転載)