中小・中堅企業で賃金アップに 厚労省・賃金引上げ実態調査
厚生労働省が実施した平成28年の賃金引上げ等の実態に関する調査結果によると、中堅・中小企業の賃上げ率が比較的高くなっていることが明らかになった。
賃上げ率を企業規模別にみると、1000~4999人の大手企業が1.8%(5434円、前年2.0%)に低下したのに対して、300~999人の中堅企業は2.0%(5319円、前年1.8%)、100~299人の中小企業は1.8%(4480円、前年1.6%)へともに上昇している。
規模計の賃上げ率は1.9%で、前年と同率だが、賃上げ額は5176円で、前年の5282円を下回った。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2016.12.21 より転載)