ANA、JAL、ソニー、楽天、関西電力など、53の企業・企業グループ・団体がゴールド獲得~LGBTについての取組み指標『PRIDE指標』応募企業の結果発表:work with Pride
任意団体work with Pride(以下、「wwP」)は、日本で初めてとなる、性的マイノリティ(以下、「LGBT」)についての企業等の取組指標を本年6月に策定しました。本指標に対する企業等の取り組み内容を募集し、82の企業・企業グループ・団体等より応募がありました。wwPの構成団体である、認定特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティによる採点を行い、獲得点数に応じてゴールド、シルバー、ブロンズの企業・企業グループ・団体を表彰、および顕著な取り組みついては、ベストプラクティスとして、10月26日に東京の第一生命ホールで開催されたセミナーにて発表を行いました。
【ゴールド獲得 53 企業・企業グループ・団体】
5つの指標について、それぞれ要件を満たしていれば1点を付与。すべての指標を満たし5点満点となった企業・団体。
【シルバー獲得 20 企業・企業グループ・団体】
5つの指標について、それぞれ要件を満たしていれば1点を付与。4点を獲得した企業・団体。
【ブロンズ獲得 6 企業・企業グループ・団体等】
5つの指標について、それぞれ要件を満たしていれば1点を付与。3点を獲得した企業・団体。
詳細については、「PRIDE指標2016レポート」(PDF)を参照ください。
■PRIDE指標とは
wwPが目指す「企業等の枠組みを超えてLGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために策定。五つの評価指標の名称は、PRIDEの各文字に合わせて、
1. Policy (行動宣言)、
2. Representation (当事者コミュニティ)
3. Inspiration (啓発活動)
4. Development (人事制度・プログラム)
5. Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)
としています。指標内容は、日本企業の取り組み状況に応じて、年単位で適宜、見直し行う予定です。
詳細は、こちらをご参照ください。
■work with Prideについて
企業などの団体において、LGBT 、すなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。
2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社が、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチと共同で日本でのLGBT従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まりました。後に、認定特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズと特定非営利活動法人虹色ダイバーシティが加わりました。
work with Prideの目的は、日本における企業内で「LGBT」の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけを提供することです。
この目的を達成するために、work with Prideでは協力企業を募って会場を提供いただき、企業の人事・ダイバーシティ担当者を主な対象に、LGBTに関するセミナーを年に一回開催しています。
work with Prideのfacebookページ
work with Prideのウェブサイト
<本件に関する問い合わせ>
PRIDE指標運営事務局Eメール:contact@workwithpride.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(任意団体work with Pride http://www.workwithpride.jp/ / 10月26日発表・同団体プレスリリースより転載)