2018年入社対象の「採用選考に関する指針」について~17年入社対象と同様、広報活動3/1以降、選考活動6/1以降:日本経済団体連合会
一般社団法人日本経済団体連合会は、「採用選考に関する指針」を発表しました。
2018年入社対象の採用選考に関する指針につきましては、17年入社対象の対応を維持し、指針や手引きの変更は行わないこととしましたので、ここにお知らせいたします。
会員企業の皆様におかれましては、秩序ある採用選考活動の実現に向けて、指針を踏まえた対応をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、19年入社対象以降の指針につきましては、様々な観点から検討を行っており、対応方針が決まり次第発表する予定です。
<採用選考に関する指針>
企業は、2018年度入社の大学卒業予定者・大学院修士課程修了予定者等の採用選考にあたり、下記の点に十分配慮しつつ自己責任原則に基づいて行動する。
なお、具体的に取り組む際は、本指針の手引きを踏まえて対応する。
1.公平・公正な採用の徹底
公平・公正で透明な採用の徹底に努め、男女雇用機会均等法、雇用対策法及び若者雇用促進法に沿った採用選考活動を行い、学生の自由な就職活動を妨げる行為(正式内定日前の誓約書要求など)は一切しない。また、大学所在地による不利が生じないよう留意する。
2.正常な学校教育と学習環境の確保
在学全期間を通して知性、能力と人格を磨き、社会に貢献できる人材を育成、輩出する高等教育の趣旨を踏まえ、採用選考活動にあたっては、正常な学校教育と学習環境の確保に協力し、大学等の学事日程を尊重する。
3.採用選考活動開始時期
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。
広報活動 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動 : 卒業・修了年度の6月1日以降
なお、活動にあたっては、学生の事情に配慮して行うように努める。
4.採用内定日の遵守
正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降とする。
5.多様な採用選考機会の提供
留学経験者に対して配慮するように努める。また、卒業時期の異なる学生や未就職卒業者等への対応を図るため、多様な採用選考機会の提供(秋季採用、通年採用等の実施)に努める。
「採用選考に関する指針」(PDF)
「採用選考に関する指針」の手引き(PDF)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(一般社団法人日本経済団体連合会 http://www.keidanren.or.jp/ /9月20日発表・同社プレスリリースより転載)