2017年卒の採用、選考終了は21.3%、採用予定人数の充足率は59.4%。エントリー数・セミナー参加人数・選考応募者数ともに減少傾向~『2017年3月卒業予定者の採用活動に関する企業調査(2016年7月)』:ディスコ
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業16,465社を対象に、6月下旬から7月上旬にかけて2017年度の採用活動状況について調査しました(有効回答1,285社)。
1.2017年3月卒業予定者の採用活動の開始時期
自社セミナーの開始は3月上旬が最も多く(23.9%)、3月の1ヵ月間の合計は6割を超えました(63.3%)。面接開始は、選考解禁直後の6月上旬は11.6%にとどまり、僅差ですが4月上旬・中旬のほうが多くなりました(12.4%、11.7%)。6月の選考解禁を待たずに面接を開始した企業は合計で8割近く(78.9%)に上っています。内定出しの時期は、選考解禁直後の6月上旬が最多(19.6%)でした。昨年は選考解禁直後の8月上旬(9.6%)と6月上旬(9.5%)と、山が二つに分かれていましたが、今年は6月上旬に集中しています。
2.学生の反応(2016年卒採用との比較)
「エントリー数」、「自社セミナー・会社説明会の参加人数」、「選考への応募者数」のいずれも減少傾向が見られました。企業規模によらずエントリー受付数が減った企業はセミナー動員も苦戦し、そのまま選考への応募学生も減らしてしまっているケースが多いことが推測できます。
3.選考終了状況と充足率
調査時点で採用選考を「終了した」企業は全体の2割ほど(21.3%)でした。
採用予定数に対する「充足率」は59.4%。従業員規模が大きくなるにつれ充足率も上がり、従業員1000人以上の大手企業では7割を超える(70.2%)のに対し、299人以下の企業では半数を割っています(49.9%)。充足率6割というのは選考解禁1ヵ月後の数字としては悪くないように見えますが、8割もの企業が6月を待たずに面接を開始していたことを考え合わせると、やや物足りない数字と捉えることもできます。採用継続企業に限ると、充足率は5割にとどまりました(50.1%)
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(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /7月22日発表・同社プレスリリースより転載)