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ニュース
社会 教育・オピニオン
掲載日:2016/07/13

パフォーマンスダウンを感じ始めるのは、業務開始後、5時間ごろ。疲れを感じるのは「目から」が79.5%で1位。次いで「肩」「首」~『ワークスタイルアンケート』:ジョンソン・エンド・ジョンソン

「目の健康」を大切にする使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー(R)」を提供する、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:デイビッド・R・スミス)は、20才〜59才までの社会人約2万人を対象に、「目の酷使からみた現代のワークスタイル調査」を行いました。

この調査では、ワークスタイルによる、「社会人の目の負担」や「目の疲れに起因する仕事のパフォーマンスダウン」の影響を調べました。「目の疲れ」と「ワークスタイル」の関係性を把握するために、2万人を対象とする予備調査において「デジタルデバイスを見つめている時間の長さ」と、「成果責任にプレッシャーのかかる自己責任下で働いているか、チームワークで働いているか」を調べ、この2軸によって計1,032人の対象者を4セグメントに切りわけて傾向を調査(本調査)しています。調査の概要については最終項をご覧ください。

 

【調査結果抜粋】

就業時間中52.4%が「画面の前」、平均残業時間は「20.2時間」(予備調査より)
一日の就業時間が8時間以上である男女2万人に予備調査を行った結果、就業時間のうちPC・スマートフォン・タブレットなど何らかの「画面」を見ている時間は、平均で「就業時間の52.4%」でした。なお平均残業時間は「月に20.2時間」でした。このことから調査対象である社会人は、概算で「月に90時間以上」を画面の前で働いている計算となります。

 

疲れを感じるのは「目から」が79.5%で1位。次いで「肩」(46.8%)、「首」(33.9%)
疲れると「注意が散漫」「資料作成がスムーズに進まない」(本調査より)

予備調査対象である男女2万人を「ワークスタイルがデジタルデバイス依存か否か」「プレッシャーによる自己責任を感じやすいか否か」という観点から、4セグメント均等(各セグメント258名)になるよう抽出した1,032名に対し「あなたが疲れを感じたり、パフォーマンスが落ちていると感じた際、からだのどこから感じますか」と尋ねた結果、1位は他に大差をつけて「目」(79.5%)でした。また、疲れてくると「注意力が散漫になる」(67.9%)などの自覚が出てくる様子がうかがえます。

 

パフォーマンスダウンを感じ始めるのは、業務開始後、5時間ごろ(本調査より)
本調査1,032名に対し「あなたが仕事をしているとき、パフォーマンスが発揮できない時間はありますか。ある場合は業務を開始してからどのくらい経過してからよく感じますか」(択一回答)と尋ねた回答をみると、業務開始後、5時間ほどたつと、約半数の方がパフォーマンスダウンを感じはじめる様子がうかがえます。

 

最も多い休憩時間の使い方は「スマートフォンでのゲーム・メール等」(本調査より)
本調査1,032名に対し「普段就業中に休憩をどのようにとっていますか」(択一回答)と尋ねたところ、最多回答は「規則的に毎日とっている」(39.1%)、次いで「不規則ではあるが毎日とっている」(29.9%)、「不規則でとらない日もある」(18.4%)、「休憩はとらない」(12.6%)となりました。

また「休憩時間ですることは何ですか」(複数回答)を尋ねたところ、最多回答として過半数の方が挙げたのが「携帯電話(スマートフォンを含む)でゲーム・ネット・メール等」(51.3%)でした。この回答率は「食事をとる」(44.6%)や「同僚と話す」(33.3%)よりも高く、仕事中のみならず、休憩時間も「画面の前で過ごす」様子がうかがえます。

 

「デジタルデバイス依存型」の就業時間中における画面注視割合は82%以上
片道45分程度の通勤時間でも「スマートフォン等」を用いることが多い(本調査より)

4セグメント均等(各セグメント258名 ※最終項ご参照)のなかでも「就業時間のうち、パソコン・タブレット・スマートフォンなどの画面を注視する時間」が全体平均よりも長い「デジタルデバイス依存型」(計516名)に見られた特徴は次のとおりです。

このタイプに当てはまる方は、就業時間中の画面注視割合が平均82%以上となりました。残業なし8時間の就労においても一日に6時間半以上は「画面の前」である計算になります。

また、このタイプの方は「普段、通勤時間ですることは何ですか」(複数回答)という質問においても「携帯電話(スマートフォンを含む)でゲーム・ネット・メール等」が最多回答率となりました。

「仕事でデジタルデバイス依存傾向の方は、通勤時も画面を見ている」という特徴が明らかになりました。

 

目の疲れを感じやすいのは「自己責任」の度合いが強い社会人。「自己責任/非デジタルデバイス依存」の男性40代(97%)、「自己責任/デジタルデバイス依存」の女性40代(94%)が最多(本調査より)
これは「プレッシャーのかかる自己責任下で仕事をしている」方に見られた特徴です。
今回の調査では予備調査対象2万人に対して「自分自身の判断で臨機応変に対応しなければならない立場にある」「ミスをすると致命的なことになる」など、プレッシャースコアを定める設問を実施しました。全体平均よりも「自己責任/プレッシャーがかかっている」方々を、4セグメント均等(各セグメント258名 ※最終項ご参照)のうち半数(計516名)に含めています。

このタイプの方は「あなたは目の疲れを感じやすいですか」(択一回答)という質問に対し、85%以上の割合で「感じやすい」と答えました(「感じやすい」「やや感じやすい」の合計)。これは、全体平均よりも「自己責任/プレッシャーがかかっていない」方々(計516名)の同質問に対する回答(「感じやすい」回答率が75%)に比べ、10ポイント程度高いものとなります。

「目の疲れ」の感じ方に関しては、「デジタルデバイス依存であるか否か」よりも「自己責任/プレッシャーがかかっているか否か」が影響している様子が見受けられます。

 

<調査概要>
調査主体:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社  ビジョンケア カンパニー
調査期間:
予備調査 = 2016年6月1日~6月2日
本調査 = 2016年6月3日~6月5日
調査方法:インターネット調査
調査対象:
予備調査 = 20才〜59才までの有職者20,000人
本調査 = 以下を参照

 

<本調査について>
「目の疲れ」と「ワークスタイル」の関係性を把握するために、「デジタルデバイスを見つめている時間」および「その業務をプレッシャーのかかる「自己責任」環境下で行っているか」によって調査対象者のセグメントを切り分けた。

予備調査2万人の社会人が「就業時間のうち、パソコンなどデジタルデバイスを見ている時間」は、就業時間に対して平均52.4%であった。これを基準に、画面を見ている時間が52.4%未満の方を「非デジタルデバイス依存型」、52.4%以上の方を「デジタルデバイス依存型」と仮定。

また、その仕事における「自己責任」の傾向を複数設問で問い、回答に点数を振り分けて「プレッシャースコア」とした。この「プレッシャースコア」が平均未満の方を「チームワーク系」、平均以上の方を「自己責任系」の職種についていると仮定した。

20才~59才までの有職者20,000人

●就業時間のうち、デジタルデバイスを見ている時間を問う設問
●「日々の判断を自分で行い、その結果責任を負う」など自己責任やプレッシャーを問う予備設問

計1,032名/デジタルデバイス依存/非デジタルデバイス依存
自己責任/258名/258名
チームワーク/258名/258名

※各セグメントにおける男女比は、ほぼ均等だが完全に半数ではない。概ね男性130名、女性130名前後。
※各セグメントにおける世代分布は、20代・30代・40代・50代がほぼ25%前後。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 http://www.jnj.co.jp/ / 7月11日発表・同社プレスリリースより転載)

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