2016 春季生活闘争 臨時回答集計結果について(連合調べ)
~「賃上げ」の流れは継続。平均賃金方式で賃上げ率2.06%の6,077円~
日本労働組合総連合会は、2016 春季生活闘争につきまして、12 日(火)午前10 時時点で臨時回答集計を取りまとめましたので、結果を次の通りご報告いたします。
【概要】
○2016春季生活闘争で掲げた「持続性」「月例賃金」「広がり」「底上げ」を実現すべく、4月末決着への相場形成をはかるため、4 月12 日(火)午前10 時時点で臨時集計(平均賃金方式のみ)を実施した。
○3月末以降、新たに860組合が回答を引き出しており、「賃上げ」の流れは継続されている。
○2016春季生活闘争ではめざすべき賃金水準への到達など「賃金の絶対値」にこだわる取り組みを行ってきた。回答水準をみると、大手と中小の賃上げ率の乖離がほぼ20年ぶりに改善傾向にあり、今回集計結果からも中小労組の健闘が伺える。
○連合は、「『底上げ春闘』はこれからが本番」を合い言葉に、要求趣旨に沿った回答の引き出しと4月末決着に向けて取り組む未解決単組を、構成組織および地方連合会との連携のもと、全力で支援していく。
<問い合わせ先>
総合労働局
総合労働局長 須田 孝
直通電話 03(5295)0517
代表電話 03(5295)0550
◆本調査の詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(連合(日本労働組合総連合会)http://www.jtuc-rengo.or.jp / 4月14日発表・同会プレスリリースより転載)