高校生の就職内定率は93.6%と前年同期比0.8ポイント上昇し、平成5年3月卒業者以来23年ぶりの水準。平成28年1月末現在~平成27年度『高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況』(厚生労働省)
厚生労働省は、このほど、平成28年3月に高校や中学を卒業する生徒について、平成28年1月末現在の求人・求職・内定状況を取りまとめました。対象は、学校や公共職業安定所からの職業紹介を希望した生徒です。
【高校新卒者】(第1表)
○ 就職内定率 93.6%で、前年同期比0.8ポイントの増。
○ 就職内定者数 約16万4千人で、同1.7%の増。
○ 求人数 約35万人で、同12.0%の増。
○ 求職者数 約17万5千人で、同0.8%の増。
○ 求人倍率 2.0倍で、同0.2ポイントの増。
【中学新卒者】(第2表)
○ 就職内定率 34.2%で、前年同期比2.6ポイントの減。
○ 就職内定者数 301人で、同14.0%の減。
○ 求人数 1,548人で、同4.9%の増。
○ 求職者数 880人で、同7.4%の減。
○ 求人倍率 1.76倍で、同0.21ポイントの増。
(参考)
平成28年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、全国高等学校長協会、主要経済団体(一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会)、文部科学省及び厚生労働省において検討を行い、次のように申し合わせています。
・高校:平成27年9月16日以降
・中学校:平成28年1月1日以降(積雪指定地域では、平成27年12月1日以降)
【参考:就職支援のための取組】
厚生労働省においては、文部科学省及び経済産業省との連携により、「未内定就活生への集中支援2016」に取り組んできましたが、更に「未就職卒業生への集中支援2016」に取り組むこととしました。
対策の詳細等につきましては、3月18日公表の「卒業後1日でも早い就職を目指して」をご覧ください。
【照会先】
職業安定局 派遣・有期労働対策部
企画課若年者雇用対策室
室長 五百籏頭 千奈美 (内線5862)
室長補佐 秋山 雅紀 (内線5333)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3597)0331
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 3月18日発表・報道発表より転載)