ディスコ、キャリタス就活2017 学生モニター調査結果(2015年12月)
~2017年卒就活、学生の43.2%が6月選考解禁への変更に「賛成」、「反対」は23.0%~
株式会社DISCO(本社:東京都文京区、代表取締役社 長:夏井丈俊)は、2017年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、11月後半の就職意識に関する調査を行いまし た。(調査時期:2015年11月17日~25日、回答数:961人)。
*調査詳細は同調査レポートをご覧ください。
就職戦線の見方:3人に1人は、先輩よりも就活が「楽になる」と回答
就職戦線について、昨年の先輩よりも厳しくなると見ている者の合計は66.3%で前年調査(87.8%)よりも20ポイント余り減少しました。楽になると 見ている者の合計は33.7%でした。今回、新スケジュールをめぐる混乱から、「厳しい」と見る学生が6割強という結果でしたが、一方で、前年より小幅な 変更であることや、企業の採用意欲が引き続き高いことなどから、先輩たちに比べれば「楽になる」と見る学生が増えたのだと考えられます。
志望業界:志望業界を明確に決めている学生が微増。人気業界上位の顔ぶれは前年同様
志望業界の決定状況は、「なんとなく決まっている」が57.3%で最多。「明確に決まっている」学生は21.2%で、前年同期の調査(18.4%)より約3ポイント増加しました。志望業界は1位「銀行」、2位「水産・食品」、3位「医薬品・医療関連・化粧品」でした。
就職活動の中心とする予定の企業規模:昨年よりも大手志向に
活動の中心とする予定の企業規模を尋ねたところ、「業界トップの企業中心」15.3%、「大手企業中心」34.5%で、大手志向の学生は49.8%と半数近くに上り、前年調査(46.4%)から3.4ポイント増。大手志向が強まりました。
インターンシップの参加状況と今後の参加意向:74.6%が既にインターン参加経験ありと回答
モニター生の74.6%がインターンシップの参加経験があると回答し、前年同期より6ポイント増加しました。応募理由は「企業研究・業界研究のため」81.0%、「職業体験のため」76.7%でした。今後の参加意向は、90.7%でした。
スケジュール再見直しへの考え:6月の選考解禁は「賛成」が4割強
6月選考解禁にスケジュールが見直されたことについては、「賛成」43.2%、「反対」23.0%で前向きな感想が上回りました。ただし、選考開始の望ま しい時期は「4年生の4月」32.2%、が最多で、次いで「3年生の3月」18.8%の順で、6月よりも早い時期を望む声は合計して78.6%に上りまし た。
<11月調査を終えて(武井房子上席研究員より)>
採用スケジュールが2年連続で変更されることに戸惑いを感じている学生が多く見られます。ただ、選考解禁が大幅に(4カ月も)繰り下がった2016年卒の 先輩たちに比べれば小幅な変更であることや、企業の採用意欲は引き続き堅調であることから、自分たちの就職戦線は先輩たちより「楽になる」との見方が広 がっています。
≪調査概要≫
調査対象: 2017年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答数: 961人(文系男子325人、文系女子329人、理系男子188人、理系女子119人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年11月17日~25日
サンプリング: キャリタス就活2017 学生モニター
※調査詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email:pr@disc.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ / 12月7日発表・同社プレスリリースより転載)