ディスコ、『2016 年度・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査』
~16卒の採用スケジュール繰り下げ 自社の採用にとって「不利」64.6%
内定辞退者前年度より「かなり増えた」「やや増えた」あわせて50.6%~
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業13,170社を対象に、9月下旬時点の2016年度の採用活動状況について調査しました(有効回答1,355社)。
スケジュール繰り下げ初年度となった2016年度の採用 戦線。8月1日の選考解禁から約2カ月が経過し、10月を目前に控えた9月下旬時点で、どのように変化したか、選考の進行状況や充足状況などを確認するた めに、「日経就職ナビ」掲載企業など全国の有力企業を対象に調査を実施しました。また、2017年度の採用についても予定や方針などを聞きました。
<調査項目>(一部抜粋)
1.2016年3月卒業予定者の選考終了状況
9月下旬の調査時点で、2016年3月卒業予定者の採用選考を「終了した」企業は全属性の総合で 43.6%。昨年9月上旬に実施した前年度調査(48.9%)を 5.3ポイント下回り、終了率は低下している。
2.9月下旬時点の採用選考の充足率
採用予定数に対する内定者の割合、いわゆる「充足率」は、全属性の総合で 71.2%。昨年9月上旬に実施した前年調査より時期が約3週間遅いが、前年実績(73.8%)をやや下回っている。ただ、今年度中間調査(2015年7月)では充足率は 37.9%だったので、8月の選考解禁を挟み、企業が精力的に内定出しを行った様子が分かる。
3.選考途中辞退者および内定辞退者の増減
「選考途中辞退者」と「内定辞退者」について、それぞれ前年度からの増減を尋ねたところ、いずれも前年度より大きく増加したことが分かった。
選考途中辞退者については、「かなり増えた」12.4%、「やや増えた」33.7%と、合計 46.1%が増えたと回答した。これに対し、「かなり減った」3.8%、「やや減った」9.2%の合計は 13.0%にとどまる。「増えた」が「減った」を大きく上回っている。
内定辞退者については、「かなり増えた」の割合がより高く、2割を超えている(21.9%)。「やや増えた」(28.7%)とあわせると 50.6%。
内定辞退について過去7年間の推移を見ると、内定辞退者は増加傾向にあることが分かる。特に前年度は「増えた」とする企業が4割近く(38.7%)と急激に増えたが、今回さらに大きく増え、過半数(50.6%)となった。
4.採用状況の満足度
5.内定時期と採用活動終了予定時期
6.スケジュール繰り下げの影響
スケジュール変更は自社の採用活動にとって「不利になった」が全体の64.6%
大手企業細度の割合が高く、1000人以上の企業では「不利になった」が7割強にのぼった。
7.2017年3月卒業予定者の採用数と採用予算
8.2017年度採用での利用予定メディア
9.2017年度採用で注力したいこと
10.インターンシップ実施状況
11.人事担当者川柳
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email:pr@disc.co.jp
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /10月30日発表・同社プレスリリースより転載)