無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

【ヨミ】ダブルメジャー

ダブルメジャー

「ダブルメジャー」(double major)とは、大学で複数の異なる専攻分野を同時に主専攻(メジャー)として学ぶこと、および、そうした学び方を可能にする教育制度を言います。日本語では「二重専攻」「複数専攻」などと呼ばれます。異なる領域にまたがって深い知見を身につけることにより、広い視野や柔軟な発想を養うという観点から、欧米の大学教育ではごく一般的なシステムですが、日本での導入はまだ一部に限られています。ちなみに、複数の大学・学部で別個の学問分野を学び、それぞれの学位を取得することを「ダブルディグリー」(double degree)といいます。これに対し、「ダブルメジャー」の本来の定義は、一つの学部で複数の異なる専攻分野を履修することにあり、必ずしも複数の学位が得られるわけではありません。
(2017/6/14掲載)

異分野に通じたイノベーション人材を輩出
欧米では当たり前のシステムだが、日本では……

27歳の若さで、理論物理学者から楽天の最年少執行役員へと転身した北川拓也さんは、灘中学・灘高校から国内の大学を経由せず、ハーバード大学に現役で進学。数学と物理学という二つの異なる学問分野を専攻し、最優等の成績で卒業しました。いわゆる「ダブルメジャー」の経歴の持ち主です。

分野をまたいで、複数の異なる学問を同時に主専攻として修める「ダブルメジャー」や、主専攻のほかに「マイナー」と呼ばれる副専攻の科目も取って体系的に学ぶ「メジャー・マイナー」(副専攻制度)は、欧米の大学ではごく当たり前のシステムです。しかし硬直した日本の教育制度の下では、最近まで「ダブルメジャー」はおろか、マイナーを認める大学さえほとんど見当たらない状況が続いていました。

2年前には、研究人材の多様化に乗り出したNECが、博士号を有する研究者の割合を従来比1割増の40%に増やすにあたり、とくに外国人と「ダブルメジャー」の履修者を意識的に採用する、と発表して注目を集めました(日刊工業新聞2015年7月28日付)。これは、「ダブルメジャー」を修めた研究人材を国内で確保しようとすると、対象がほぼ外国人に限られてしまうからで、そうした採用環境は現在もあまり変わっていません。

イノベーション研究の始祖として知られる経済学者のシュンペーターは、「馬車を何台つなげても汽車にはならない」という有名な比喩を用い、「イノベーションは“新結合”。新しい結びつきから生まれる非連続な変化である」と論じています。異分野をまたぐ深い知見を身につけることで、それらが通常では得られない化学反応を引き起こし、革新的な発想の源泉になるのであれば、「ダブルメジャー」に象徴される多様性・柔軟性に富む教育システムのメリットは計り知れません。アメリカが“イノベーション先進国”であり続けるゆえんといってもいいでしょう。

国内の大学においても、国際基督教大学や立命館大学、上智大学、桜美林大学など、少しずつですが、「ダブルメジャー」に類する制度の導入事例が増えてきました。企業の人材戦略を考える上でも、今後の動向に注視すべきテーマでしょう。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

HRペディア「人事辞典」

HRペディア「人事辞典」

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

用語の基本的な意味、具体的な業務に関する解説や事例などが豊富に掲載されています。掲載用語数は1,300以上、毎月新しい用語を掲載。基礎知識の習得に、課題解決のヒントに、すべてのビジネスパーソンをサポートする人事辞典です。

この記事ジャンル 自己啓発

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

「自己啓発」に関する記事

「自己啓発」に関する人事のQ&A

自己啓発における休日の研修受講について

 いつも大変お世話になっております。社内研修を担当しております。初歩的な事になりますがご教示いただければ幸いにございます。
 弊社におきまして、学べる環境を整備するために、自己啓発における休日の研修受...

かもがわさん
京都府/ 情報サービス・インターネット関連(従業員数 3001~5000人)
2019/05/31 10:25 ID:QA-0084722 育成・研修 解決済み回答数 4 件