無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

【ヨミ】ディレールメント

ディレールメント

ディレールメントとは?

「ディレールメント」(derailment)とは、直訳すると「レール(rail)をはずれること」、転じてキャリアからの脱落要因を意味します。職務における成功者や高業績者(ハイパフォーマー)に共通の行動特性をコンピテンシーと呼ぶのに対し、ディレールメントは、そうしたハイパフォーマーゆえに陥りやすく、キャリア上のレールからの脱落を招きかねない悪癖や問題行動パターンを表す用語です。

掲載日:2013/03/25 更新日:2013/03/22

ハイパフォーマーだからこそ陥る悪癖
マイナスの行動特性をモデル化し“脱線”を防ぐ

ディレールメント」は、コンピテンシーと表裏一体の属性ともいえます。実際、組織の人材開発や人事管理の現場では、ともによく使われるようになってきました。職務で高い業績を上げている人物の行動特性をコンピテンシーといい、日本でも1990年代以降、これを評価基準として取り入れた人事アセスメントが急速に普及しました。高業績者へのインタビューによってその行動特性を分析、モデル化し、ほかの社員に見習わせることで人材育成や組織開発につなげようというものです。

しかしよく指摘されるとおり、コンピテンシーは決して人事評価として万能ではありません。職務においていくら優秀で高業績を上げていたとしても、その人物に問題がないとは限らないからです。むしろ職場を見渡すと、自他ともに認める実力者で実績も十分なのに、なぜか人望が乏しい、リーダーシップに欠けるというような人が意外と目につくのではないでしょうか。

高業績者は職務上の成功体験や周囲からの賞賛によって自信過剰に陥りやすく、コンピテンシーとして規範にされるべき優れた行動特性の裏に、何らかの悪癖や問題行動、すなわちマイナスの行動特性をあわせ持っていることが多いのです。例えば「職務において独自のスタイルを確立し、貫いている」という優れた行動特性の裏には、「部下の意見や行動に対して常に否定的、排他的な対応をとる」「ワンパターンの行動に陥りがち」といったマイナスの行動特性が見え隠れします。また「自分の業績に対する自負が強い」と、その反動で「部下を軽んじ、傲慢(ごうまん)な言動を取りがち」だったり、「部下を信頼せず、仕事を任せることを躊躇」したりする傾向があるといわれます。

これがディレールメントです。パワーハラスメントにおよぶ上司にいわゆる“やり手”タイプが多いのも、自らの力を過信するあまり過剰な行動を正当化し、省みようとしないディレールメントが、パワハラという形で現れたと見ることもできます。

ディレールメントが組織にとって厄介なのは、リーダーとして伸ばしたい高業績者ほど陥りやすく、また普段は抑制されていても、責任のある地位に就くと問題行動を起こしやすいという点です。米国における先行研究では、優秀な人材の実に95%が行動上の悪癖をもっていることがわかっていて、これを是正するために、ディレールメントを評価基準とした人材開発・管理手法が開発されています。具体的には高業績者のマイナス面を分析、モデル化し、本人はもちろん全社的にもそうした問題行動をとらせないように指導するものです。コンピテンシーが高業績者のプラス面を加点方式で評価するのに対して、ディレートメントによるアセスメントではマイナス面に注目して減点方式をとるのが特徴です。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

人事辞典「HRペディア」

人事辞典「HRペディア」

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

用語の基本的な意味、具体的な業務に関する解説や事例などが豊富に掲載されています。掲載用語数は1,400以上、毎月新しい用語を掲載。基礎知識の習得に、課題解決のヒントに、すべてのビジネスパーソンをサポートする人事辞典です。

この記事ジャンル 人材マネジメント

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

「人材マネジメント」に関する記事

「人材マネジメント」に関する人事のQ&A

使用者が労働者の私生活に介入し、特定の行為を禁止できるか

社内通達は以下の通り
緊急事態宣言期間の移動原則禁止
不要不急の旅行や帰省で都道府県をまたいだ移動を原則禁止とする。
(通勤は除く)
 ① 移動をしなければならない理由がある者は、事前に上長(管...

グッチーさん
京都府/ 半導体・電子・電気部品(従業員数 501~1000人)
2020/04/19 13:01 ID:QA-0092334 人事管理 解決済み回答数 3 件

年上の部下に対する指導をしやすくするための環境整備

いつも有益な情報をご提供いただき、ありがとうございます。
弊社では成果に基づき、年齢に関係なく昇格する人事制度を導入しています。そのため、年上の部下を抱える社員が増えてきているのですが、「部下の指導が...

どっしり刑事さん
東京都/ 情報サービス・インターネット関連(従業員数 501~1000人)
2020/02/17 20:42 ID:QA-0090585 育成・研修 回答終了回答数 4 件

会員情報追加


メールアドレス
 
氏名

 人

※おおよその数字で構いません

担当する業務と人事経験年数を入力してください

都道府県

※内容はマイページで変更できます

「人材マネジメント」に関する書式・テンプレート

行動観察シート

チームメンバー(部下)の「行動評価」や「行動開発(能力開発)」をするためのデータの基本となるものです。
行動評価、行動開発の基本は「行動観察」です。
行動観察は2ヶ月くらい毎日、訓練しないとなかなか習得できません。
メンバーの行動開発のみならず、リーダー(管理者)自身の行動開発も可能となります。
パソコンに向かって仕事をしている姿が一般的になったチームリーダー(管理者)は、個人の成果は上がるかもしれませんが、チームのマネジメントができません。
チームのマネジメントやリーダーシップの発揮は、チームメンバーひとりひとりを良く観ることから始まります。
このシートを使い、2ヶ月間地道に観察を続けていると「大きな気づき」を得ること間違い無しです。

有限会社ライフデザイン研究所

ダウンロード
目標設定(定量・定性)のエクセサイズシート

4月〜5月にかけて各会社では目標設定の時期になります。
4月に新入社員になったり、管理職になったりとあらたな立場で、定量目標と定性目標を作成しなければなりません。
しかし、目標管理、定量目標、定性目標を正しく理解しなければ適切な目標設定はできません。
そのためのエクセサイズシートです。
内容を確認し自社の考え方と適合していればどうぞ、考え方の説明用としてお使いください。

ダウンロード