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【ヨミ】サマータイム サマータイム

日照時間の長い夏の間だけ、時計を標準時より1時間早め、昼の時間を増やそうとする制度。地球温暖化対策の一環として導入が検討されています。
(2007/7/13掲載)

サマータイムのケーススタディ

政府・与党は導入に前向きな姿勢だが
労働時間延長などを懸念する声も…

サマータイム制度は、欧米を中心に世界の70ヵ国以上で導入されています。日本でも政府が今年6月にとりまとめた「経済財政改革の基本方針2007(骨太の方針)」の中に、地球温暖化対策の一環として、サマータイムの早期実施の検討が盛り込まれています。その背景として、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を2010年までに6%削減する公約を掲げた京都議定書の約束期間が始まることが挙げられます。社会経済生産性本部によると、「サマータイムの導入で、温室効果ガスの排出を約40万トン削減することができると見込まれる」とのことです。その他にも、以下のようなメリットが期待されています。

(1)始業が1時間早まることで、涼しい午前中の労働時間が増え、日没前には仕事を終えられることから、オフィスの照明や冷房などのエネルギー消費が抑えられる。
(2)帰宅が早まることによる、勤務時間後や放課後の余暇の充実
(3)観光・レジャー産業の消費拡大

しかし、実際には反対論も根強く、「睡眠不足になる」「労働時間の増加・残業時間の延長が心配」といった声もあります。また、「国内の緯度の差は大きく、日の出時刻にばらつきがあるため、全国一律導入は困難」という問題のほか、「各種交通機関のシステムの切り替えに伴う負担増」など、導入に向けては課題が山積しています。

日本でも1948年から51年にかけて、GHQ(連合国軍総司令部)の指示で導入されたことがありますが、「労働時間が増えた」「制度が未熟なまま実施された」などの声が高まり、わずか4年で廃止されました。政府・与党は過去の経験を考慮しつつも、「前向きに検討し議論を重ねていきたい」としています。

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