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毎月の面談、形骸化していませんか?

毎月の面談、形骸化していませんか?障がい者雇用の定着率を高める「対話」の秘訣

 

障がい者雇用において、毎月行われる従業員との面談。

「さて、今月は何を話そうか…」

「いつも同じような内容で終わってしまう…」

そんな風に感じたことはありませんか?

月1回の面談は、障がいのある従業員が安心して能力を発揮し、長く会社に貢献してもらうための非常に重要な機会です。

今回は、ともすればマンネリ化しがちな毎月の面談を、**従業員の成長と企業の発展に繋がる「金の卵」**に変えるための、具体的な進め方とポイントをご紹介します。

 

面談は「答え合わせ」の時間。従業員と会社の認識を揃えよう

面談の目的は、従業員を評価することではありません。従業員が働きやすい環境を整え、最高のパフォーマンスを発揮してもらうために、会社と従業員の認識を「答え合わせ」する時間です。

まずは基本として、以下の3つの柱で話を進めてみましょう。

  1. 業務の「量」と「質」は適切か?(業務内容の確認)

    • 「今の仕事量に無理はありませんか?」

    • 「業務で何か困っていること、分かりにくいことはありますか?」

    • 「もっと挑戦してみたい業務はありますか?」

  2. 本人が「大丈夫です」と答えても、実際の業務進捗や表情を観察しながら、客観的な事実と本人の感覚にズレがないかを確認することが大切です。

  3. 職場の「環境」は快適か?(職場環境の確認)

    • 「職場の人間関係で気になることはありませんか?」

    • 「物理的な環境(音、光、座席など)で困っていることはありませんか?」

    • 「会社として用意した配慮(ツールや制度)は、うまく機能していますか?」

  4. 従業員が安心して働ける「土台」が整っているかを確認します。問題が小さいうちにキャッチし、改善に繋げることが定着への近道です。

  5. 心と体の「天気」は晴れているか?(心身の健康状態の確認)

    • 「最近、よく眠れていますか?」

    • 「疲れは溜まっていませんか?」

    • 「何か不安に感じていることはありますか?」

  6. 直接的な質問が難しい場合は、「週末はリフレッシュできましたか?」といった雑談から入るのも良いでしょう。心と体の健康は、仕事のパフォーマンスに直結する重要な要素です。

未来への道標!面談記録は「成長カルテ」

面談で話した内容は、必ず記録に残しましょう。この記録は、単なる議事録ではありません。その従業員にとっての**「成長カルテ」**となり、未来のサポートをより良くするための貴重な財産になります。

 

 

【面談記録から見えてくること】

  • 心身のサイクル: 「季節の変わり目は少し疲れやすいようだ」「繁忙期が続くと口数が少なくなる傾向がある」など、個々のリズムが分かり、先回りしたサポートが可能になります。

  • 効果的なサポートの発見: 「Aさんには口頭よりチャットで指示を出す方が伝わりやすい」「Bさんは午前中に集中力が高まる」といった、その人だけの「取扱説明書」が出来上がります。

  • チームの共通認識: 担当者が変わったり、上司が変わったりしても、この記録があれば、これまでの経緯や関わり方をスムーズに引き継げます。

  • トラブル時の羅針盤: 万が一トラブルが発生した際も、これまでの記録を振り返ることで、原因の特定や周囲の理解・協力を得やすくなります。

一歩先の工夫で、面談を「心地よい対話」に

最後に、ほんの少しの工夫で、従業員がより安心して話せる環境を作るヒントをご紹介します。

  • 聴覚過敏の方には「チャット面談」を: 周囲の音が気になって話に集中できない方には、文字でのコミュニケーションが有効な場合があります。

  • 落ち着ける「個室」の用意: 特に精神障がいのある方の中には、オープンな場所では安心して本音を話しにくい方もいらっしゃいます。

  • 「ゆっくり、丁寧」な言葉選び: 専門用語や、「〇〇についてどう思う?それと△△はどうなってる?」といった一度に複数の質問(コンパウンド・クエスチョン)は避け、一つひとつ丁寧に問いかけることを心がけましょう。

 

 

毎月の面談は、障がいのある従業員一人ひとりが、その人らしく輝きながら働き続けるための大切な時間です。

形骸化した「作業」から、未来を育む「対話」へ。

今回のコラムが、皆様の面談をより有意義なものにする一助となれば幸いです。

 

このコラムを書いたプロフェッショナル

衛藤 美穂

衛藤 美穂
サンクスラボ株式会社 クライアントサポートチーム

法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。

法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。

得意分野 コミュニケーション、営業・接客・CS、ビジネスマナー・基礎、語学
対応エリア 全国
所在地 那覇市

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