「話す」が苦手でも戦力になる。

「話す」が苦手でも戦力になる。リモートワークが障がい者の潜在能力を引き出し、企業の生産性を向上させる秘訣とは?
多くの企業が抱える「コミュニケーション」の課題
障がい者雇用を進める中で、「ご本人が職場環境に馴染めるだろうか」「業務上のコミュニケーションは円滑に進むだろうか」といった不安の声を多くの企業様から伺います。特に、繊細な気質を持つ方の中には、対面でのコミュニケーションに苦手意識があり、本来の能力を発揮しきれていないケースも少なくありません。
雑談や突然の質問、会議での発言など、オフィスでの偶発的なコミュニケーションがストレスとなり、業務への集中を妨げてしまう。これは、ご本人にとって辛いだけでなく、企業にとっても貴重な人材の能力を活かしきれない「機会損失」と言えるでしょう。
【事例】リモートワークが Cさんの能力を解放した
ここで、私たちのサービスをご利用いただいているCさんの事例をご紹介します。Cさんは高いスキルをお持ちでしたが、対面コミュニケーションへの強い苦手意識から、オフィス勤務では常に不安を抱え、能力を十分に発揮できずにいました。
転機となったのは、リモートワークへの移行です。
現在、Cさんのコミュニケーションは、主にチャットなどのテキストベースで行われています。これにより、相手の言葉を落ち着いて受け止め、自分のペースでじっくり考えてから返信するという、彼にとって最適なコミュニケーションスタイルが確立されました。
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質問への対応: 口頭で即答するプレッシャーから解放され、必要な情報を正確に調べた上で、分かりやすくまとめて返信できるように。→ 情報の正確性が向上し、手戻りが減少。
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Web会議での発言: 事前に要点をチャットで準備したり、自分のタイミングで発言したりと、主体的にコミュニケーションを調整可能に。→ 建設的な意見交換が活発化。
「個人の働きやすさ」が「企業の生産性」に変わる
Cさんの働き方が変わったことで、企業側にも明確なメリットが生まれました。
以前は対面のやり取りで生じがちだった些細な誤解や伝達ミスが激減し、業務の正確性とスピードが向上。結果として、Cさんはその高い分析能力と丁寧な仕事ぶりを存分に発揮し、今やチームの資料作成やデータ整理において「なくてはならない存在」として活躍しています。
Cさんの事例は、障がいのある方が抱える困難は、適切な環境を用意することで「強み」に転換できることを示しています。リモートワークは、コミュニケーションの選択肢を増やすことで心理的なバリアを取り除き、一人ひとりの能力を最大限に引き出すための、極めて有効なソリューションなのです。
障がい者雇用の新たな選択肢
在宅での完全なリモートワークが難しい場合でも、本社から離れた場所にありながら、勤怠管理や業務サポートが受けられる**「サテライトオフィス」**という選択肢も有効です。
多様な人材がその能力を最大限に発揮できる環境を整えることは、これからの企業成長に不可欠な投資です。障がい者雇用における新たな可能性を、リモートワークで拓いてみませんか。
このコラムを書いたプロフェッショナル
衛藤 美穂
サンクスラボ株式会社 クライアントサポートチーム
法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。

衛藤 美穂
サンクスラボ株式会社 クライアントサポートチーム
法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。
法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。
得意分野 | コミュニケーション、営業・接客・CS、ビジネスマナー・基礎、語学 |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 那覇市 |
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