障がい者雇用の業務切り出し
障がい者雇用が上手く行かない理由として第一位に挙げられているのが
「業務切り出しができない、分からない」です。
なぜ業務切り出しができないのでしょうか。
それは法定雇用率を達成するために数字重視の採用をしているからなんです。障がい者雇用も一般採用と同じくまずは業務を準備するところから始めると業務が切り出せます。
業務切り出し手順
1.部署の選定
会社の各部署に以下の聞き取りをします。
・毎月決まった業務があるか?
・マニュアル、手順が決まっている業務があるか?
・やりたいけれど、取り組めてない業務があるか?
・外部委託している業務はあるか?
など
2.業務の洗い出し
選定した部署において業務の洗い出しをする。
例えば以下の業務があったとします。
・顧客管理
次にこの業務を作業レベルで分解します。
1.名刺などの顧客情報収集
2.管理システム入力
3.情報修正
4.ステータス情報の更新(定期作業)
以上のように作業レベルまで分解することで障がい者の方が取り組める業務かどうか判断がつきやすくなります。
3.作業の見えるかと精査
作業内容を確認し、どのような方が対応できるか検討。
エクセルに入力する作業であれば、
・基本的なExcel操作可能な方
・パソコン作業可能な方
以上のように募集する人物像が見えてきます。
また業務マニュアルを作成することで、障がい者従業員が迷わず、作業をすることができます。また新人社員への育成工数削減などにもなり、社内業務全体の標準効率化、生産性向上に繋がります。
以上が業務切り出しの手順となります。
是非試してみて下さい。
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- 語学
障がい者雇用に関してのコンサルティング(無料)はお任せください!ちょっとしたお悩みでもお気軽にご相談ください。
法人営業13年以上経験、心理カウンセラーの資格保有。
福岡県出身。 アメリカの大学で心理学と人間関係を学ぶ。
サンクスラボ入社前は不動産、メーカー、教育関係の仕事を経験。約2,500社以上の管理職、取締役に対して提案営業、問題解決等を行う。
衛藤 美穂(エトウ ミホ) サンクスラボ株式会社 クライアントサポートチーム
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 那覇市 |
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