マイナビ、マイナビ転職「ITエンジニアの転職意識調査」を発表
~IT技術職の約半数が「給与の低さ」に不満。
「今後のキャリアプラン」は“安定”と“プライベート”を重視~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、転職意向があるIT技術職(エンジニア・プログラマー等)で25歳・30歳・35歳の正社員及び契約社員を対象に「ITエンジニアの転職意識調査」を初めて実施しました。概要は以下の通りです。
【TOPICS】
● IT技術者の約半数が現在の「給与の低さ」に不満を抱く
●「関わりたいプロジェクトの条件」は「技術者を軽視しない環境である」が最多で約4割に
●「今後のキャリアプラン」は約4割が“安定”と“プライベート”を重視
【調査結果の概要】
■ IT技術者の約半数が現在の「給与の低さ」に不満を抱く
IT技術職として働く人に、「現在、仕事上で抱いている不満」について聞いたところ、「給与が低い」が45.2%で最多となった。特に、『テクニカルサポート・監視・運用・保守』は、57.8%が「給与が低い」と回答し、他職種と比較して高い結果となった。『システム開発(汎用機系)』は、「新しい技術がどんどん出てくるので勉強が大変(29.5%)」、「仕事が不規則で残業が多い(27.9%)」が高く、『システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)』は「突発的なトラブル対応が発生する(32.7%)」が目立った。
■「関わりたいプロジェクトの条件」は「技術者を軽視しない環境である」が最多で約4割に
「関わりたいプロジェクトの条件」を聞いたところ、「技術者を軽視しない環境である」が39.0%で最多となった。次いで、「世の中に役立つものを開発できる(36.2%)」、「最先端の技術を学ぶチャンスがある(33.8%)」が続いた。「技術者を軽視しない環境である」の職種別の回答では、『プログラ マー(WEB・オープン・モバイル系)』が50.7%、『システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)』が50.0%で高い割合となり、これらの職種はともに現場志向が強く、技術に専念できる環境を重視する傾向が表れる結果となった。
■「今後のキャリアプラン」は約4割が“安定”と“プライベート”を重視
「今後のキャリアプラン」を聞いたところ、「安定した環境で働きたい(38.8%)」と「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい(37.8%)」が 約4割となり、他の項目を10pt以上上回った。特に女性は「安定した環境で働きたい」が半数を超えた(52.3%)。職種別の回答では、『システム開発 (組み込み・ファームウェア・制御系)』は「安定した環境で働きたい(57.7%)」、「技術スペシャリストとして現場で活躍し続けたい(34.6%)」 が高く、専門分野でじっくりと開発スキルを磨いていけるキャリアを希望していることが推察できる。一方、『コンサルタント・アナリスト・プリセールス』は 「いずれは独立したい(25.9%)」、「海外で活躍したい(25.9%)」が他職種より高く、職種によりキャリアプランに差異が表れる結果となった。
マイナビ転職「ITエンジニアの転職意識調査」概要
○調査地域/全国
○調査方法/インターネット調査
○調査期間/2015年8月20日(木)~2015年8月24日(月)
○調査対象/転職意向がありIT技術職(エンジニア・プログラマー等)に従事している25歳・30歳・35歳の正社員及び契約社員500人(内訳/25歳:100人、30歳:200人、35歳:200人)
※詳細データは【こちら】(PDF)からダウンロードいただけます
※『マイナビ転職』の各種調査はキャリア採用ラボからご覧下さい
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(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /10月8日発表・同社プレスリリースより転載)