リクルート、『中国における日系企業の求人動向レポート2015年8月分』
~8月の求人数は前年同月比-6%。2014年7、8月以来の2カ月連続減少~
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする8月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、28の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
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中国における日系企業の求人動向レポート 2015年8月分(765 KB)
<RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真のコメント>
8月の求人数は前年同月比-6%。2014年7、8月以来の2カ月連続減少
当社が取り扱う8月の求人数は、前年同月比-6%の708件。7月に続く前年同月比減となった。
例年、8月は日本の夏季休業期にあわせて中国進出日系企業の採用活動も停滞する時期だが、今回はこの傾向に加えて、中国経済の減速や先行き不透明感 を不安視する日系企業の慎重な姿勢が採用活動に表れている可能性がある。足もと(9月)の様子を見ても、求人数は前年同月比で伸び悩んでいる。3カ月以上 連続で前年同月を割り込むとなれば、"反日デモ"による対中直接投資の減少や日系自動車メーカーの新車販売不振の影響が尾を引いた2013年9月以来*と なる。今後の動向を注視したい。
業界別に見ると、サービスが5カ月連続で前年同月比減。サービスのうち、広告分野の求人数は日系自動車メーカーの新車販売トレンドにあわせて堅調に推移する一方、外食分野は新規進出に一服感が出ており、人員需要も減少傾向にある。
8月には天津で爆発事故が発生し一部の日系企業にも被害が及んだが、今のところ、当社が取り扱う求人数においては、天津やその他の地域への大きな影響は見られない。
*RGF HR Agent 中国が取り扱う求人数は、2013年5~9月の5カ月間、前年同月比減となった。
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /9月29日発表・同社プレスリリースより転載)