学生援護会が4月のアルバイト平均賃金を分析
関東・関西ともに再上昇、関東時給は最高額更新
労働市場サービスを行なう学生援護会(東京新宿区、宮森清・代表取締社長)では、各種の求人メディアを発行していますが、そのうち98職種(※)について、関東および関西エリアで発行するアルバイト情報誌及びアルバイト求人サイトに掲載された求人情報からアルバイトの平均賃金を分析しています。4月の結果がまとまりましたのでお知らせします。 ※接客を伴う酒類提供職種を除いています。(2003年1月集計スタート時98職種。2005年1月より一部対象職種の細分化により98職種)
【 関東エリア概況 】
4月のアルバイト求人情報98職種平均時給は1,038円(前月1,031円、前年同月998円・3.99%増)となっています。
関東エリアの平均時給は、前月から7円アップ再び集計開始以来の最高額を更新しました。対前年上昇率は、2004年10月以降プラスが続いており、特に今月は3.99%とこちらも集計開始以来最高となっています。職種大分類では、専門職(1,339円)の時給が最も高く、次いで営業職(1,145円)となっています。対前年上昇率は、専門職(5.12%)・運輸関連職(5.07%)がともに5%を超える大きな伸びを示しています。一方営業職は前年上昇率-6.9%で前年を大きく下回りました。
【 関西エリア概況 】
4月のアルバイト求人情報98職種平均時給は959円(前月955円、前年同月941円・1.92%増)となっています。
前月から4円アップし、3月に13円落とした状況から若干回復しています。対前年上昇率は、2003年1月の集計開始以降一貫してプラスが続いており、平均時給は高い水準を維持しています。職種大分類では、専門職(1,250円)の時給が最も高く、次いでサービス職(1,124円)が高くなっています。前年上昇率が最も高いのは、技能・労務職(4.53%増)となっており、販売職(4.45%増)が続いています。
(学生援護会 http://www.engokai.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月22日)