アドバンテッジ リスク マネジメント
休職者管理・復職支援システム『Compass』を発売
アドバンテッジ リスク マネジメント(東京都目黒区、鳥越慎二・代表取締役社長、以下:ARM)は、うつ病など心の健康問題による長期休職者の適切な管理・復職支援対応を可能とし、職務復帰に関する業務管理の著しい簡便化を実現する初めてのASPサービス『Compass(コンパス)』( http://www.a-recovery.jp/ )を開発、本日より企業向けに提供を開始します。ARMがこれまで団体長期障害所得補償保険(LTD)を導入した約230社に対し無償提供するほか、『Compass』単体でも発売し、初年度で50社以上への販売を目指します。
【 開発の背景 】 近年、「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」と訴える従業員の割合が6割を超えるなど*、仕事に関連した疲労やストレスを主な要因とする心身の健康障害増加が社会的な課題となる中で、「『心の病』のため1カ月以上休業している従業員がいる」と答える企業も全体の66.8%(従業員規模3,000人以上の企業では95.5%)にのぼるなど増加しており**、多くの企業がうつ病など心の健康問題による休職者への対応をめぐる悩みや課題を抱えています。こうした中で厚生労働省は、職場のメンタルヘルス対策を推進するためのガイドライン『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』を2004年に示し、休職者の職場復帰に関する対策の作成を企業側へ強く要望しています。
しかし現状では、大半の企業においていまだ精神疾患による長期休職者への対応方法や職場復帰へのルールが未整備であり、休職者への適切で均一的なフォローができていないケースがほとんどです。背景としては、特にうつ病など心の健康問題による休職者の職務 復帰にむけては、医者や産業保健スタッフなどの専門家のみならず、人事・労務、受け入れ側の上司や同僚など多数の非医療職関係者 が長期間に渡り連携して関与しなくてはならない中、適切な対応方法に関する専門的なノウハウの共有および、休職者の状況や企業側 の対応履歴、次に必要なアクションなど、職務復帰に関わる情報の効率的な一元管理が極めて困難であるという現実があります。
* 厚生労働省「労働者健康状況調査」 1997年、2002年 / ** 社会経済生産性本部「2004年産業人メンタルヘルス白書」
【 商品の概要 】
休職者管理・復職支援システム『Compass』は、精神疾患・身体障害による休職者を休職開始から通常業務への復帰までの一連の流れ に沿って社内関係者全員で適切かつ効率的にフォローすることを可能にするASP サービスです。特にうつ病など心の健康問題による休職者の管理・復職支援に関する万全なサポート機能が特長となっており、専門知識がなくても、上記の厚生労働省ガイドライン『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』に則った適切な休職者への対応が極めて容易となります。本システムの導入により得られるメリットは下記のとおりです。
1. ノウハウの理解: 休職者の職場復職までに必要な対応方法をまだ決めていない企業でも、フォローのガイドラインとなるマニュアルを参照すれば、どのような書類の提出が必要か、どの程度の頻度で休職者にコンタクトをとればよいかなど、専門的なノウハウを社 内関係者全員で把握できます。必要な書類については、テンプレートのダウンロードが可能です。
2. 休職者に対する定期的、均一的フォロー: 従業員への対応が必要な場合、担当者にメールで連絡できるので、休職者へのタイムリーな定期コンタクトが容易になります。また対応内容を一覧で確認できるため、全ての休職者への均一的フォローが容易になります。
3. 関係者全員で最新の情報を共有: 対応した内容を入力しておくことで、人事責任者から産業保健スタッフまで、関係者全員が休職者の状況を確認することができ、不適切な対応や対応の遅れなどを防止できます。
■ 商品名: 休職者管理・復職支援システム 『Compass(コンパス)』
■ <月額費用>: 8 万円(従業員1,000 名超)/ 4 万円(従業員1,000名まで)
■ 推奨環境: [ OS ] Windows 98 以上 [ ブラウザ ] Windows (Internet Exproler5.5以上/Firefox1.0以上/Netscape7.0以上)
(アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月22日)