アイデム、『2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査』
採用面接解禁、8月後半の内定獲得率は77.9%
~ 半数は既に就職活動終了、79.0%が9月末までには終了予定 ~
企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)では、2016年3月卒業予定のJOBRASS会員の男女443名を対象に、8月17日から28日にかけて内定獲得率と就職活動の継続予定に関して調査を実施しました。この度、調査結果をまとめましたのでお知らせします。
<結果概要>
内定獲得状況
「1社以上内定あり(内定獲得率)」77.9%
「内定0社」22.1%
就職活動の継続予定
「既に終了している」50.3%
「8月末まで」12.9%
「9月末まで」15.8%
<調査概要>
調査対象:2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望しており、 JOBRASS新卒に登録している 短大2年生・大学4年生・大学院2年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年8月17日~8月28日
有効回答:443名
◆ 調査・分析担当者のコメント
マーケティンググループ マネージャー 佐川 好司
2016年卒業予定者の採用活動が8月に解禁され、企業・学生ともに選考が本格化している。今回の調査では、「77.9%が1社以上の内定を獲得している」という結果が出た。この数値は、約2ヵ月前の6月1日時点の数値31.1%※1と比較すると、40ポイント以上上回っている。また、採用活動スケジュールが変更される前の、2015年卒採用の同時期(採用選考活動解禁の4月末)では47.0%※2だったことからも、今年は一見短期間で選考をすすめているように見える。しかし、6月時点での数値を見ると、一定数の企業が例年同様の選考スケジュールで採用活動を行っており、一概に短期化しているとは言えない。改めて今年の就職活動は、学生にとっては「売り手市場」であり、企業からすると、人と仕事研究所の中間報告※3で発表したように「より早く」採用活動を行いたいということがうかがえる。
また、就職活動を終了していると回答した学生は50.3%に上る。8月選考解禁企業の選考の結果、これまで内定を保持していた学生も含め、一気に就職活動を終了させたようだ。
内定辞退・受諾といった8月の学生の動きを見て、今後秋採用・2次募集を行う企業も増えてくることも予想される。採用予定人数を確保するためにも、今年の企業の採用活動はしばらく続くだろう。
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アイデム http://www.aidem.co.jp/ /9月4日発表・同社プレスリリースより転載)