リクルート、『中国における日系企業の求人動向レポート2015年7月分』
~7月の求人数は前年同月比-4%。中国経済減速を背景に下期スタートは軟調~
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、このたび、自社が管理する求人情報に基づき、日系企業を中心とする7月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、28の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
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中国における日系企業の求人動向レポート 2015年7月分(548 KB)
RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真のコメント
7月の求人数は前年同月比-4%。中国経済減速を背景に下期スタートは軟調
7月の求人数は前年同月比-4%の814件。7月は中国の下期スタートであり、企業の採用活動活発化にともない、例年は求人数も増加するのだが、今年は前月比でマイナスとなった。中国経済の減速や先行き不透明感を背景に、採用活動に慎重になっている日系企業が多いようだ。
求職者の動きも軟調だ。希望に沿った求人が見つかりにくいため、求職者の転職意欲も停滞しているのかもしれない。
業界別では、製造業が安定的に採用を拡大している。他の外資系自動車メーカーが苦戦する中、日系自動車メーカーの新車販売が好調に推移していることから、自動車関連企業を中心に採用意欲が高い傾向が続いた。
なお、7月に株式市場で大きな混乱が見られたが、今のところ、日系企業の求人動向には直接的な影響はみられない。
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /8月27日発表・同社プレスリリースより転載)