技術者派遣の松下エクセルスタッフ
ストレスマネジメントツール「MTOP」を導入
総合人材サービスの松下エクセルスタッフ(松下電器産業100%出資)(大阪市中央区、倉繁俊逸・代表取締役社長)は、派遣技術者のストレス軽減など心のケアを目的としてストレス耐性を強くするストレスマネジメントツール「MTOP(エムトップ)〜Mental Toughness Orientation Program〜」を導入しました。
厚生労働省が発表した平成16年の資料によると、過重労働による脳・心疾患の労災認定件数が年間310件超えたことが明らかになりました。これは景気回復の一方で労働者の就業環境が厳しさを増し、過重労働による身体的、精神的ストレスに多くの人がさらされている現状を表したものです。この資料では他にも、労働者の自殺者が9千人以上おり、6割を超える労働者が仕事に強い不安やストレスを感じているとの結果が示されました。このように、労働者を取り巻く環境は依然厳しいものがあり、労働者の受けるストレスは拡大傾向にあると言えます。
なかでも技術者、特に派遣技術者はストレスを受け易い傾向があり、なおかつ従来の派遣就業スタイルでは福利厚生において比較的心のケアというものが見落とされがちでした。
そこで同社では、福利厚生の一環として派遣技術者の心のケアへの積極的な取り組みを開始いたしました。それが長期就業中のスタッフを対象にストレス耐性を強くするストレスマネジメントツール「MTOP(エムトップ)〜Mental Toughness Orientation Program〜」の導入です。
【 MTOP(エムトップ)の詳細については以下参照 】 https://www.mtop.jp/pr/mtop/index.html?linkid=1
ストレスマネジメントツールは、ストレスチェックにより、自身のストレスの分析を行うものです。自分の考え方の“クセ”などを把握、読み物や動画によるケーススタディを通して、ストレスへの対処法を学ぶことができます。また簡単な日記を書くコンテンツもあり、自分自身を客観的に捉えることを可能にします。このシステムを繰り返し行うことによって、考え方のコントロールや管理が行えるようになり、ストレスへの耐久性を高めることが出来るようになります。利用対象者は同社から2カ月以上派遣就業中のスタッフとなります。
同社では、この「心のケア」を取り入れた技術者派遣業界において一歩進んだ福利厚生を導入することにより、さらなる登録技術者の拡充を目指し、技術者派遣を必要とする多くの企業へのサービス強化に努めてまいります。
(松下エクセルスタッフ http://tech.excelstaff.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月16日)