『ラーニング・ファシリテーションの基本~参加者中心の学びを支援する理論と実践~』(ドナルド・マケイン、デボラ・デイビス・トビー:著)
ヒューマンバリューより刊行~ATDグローバル・ベーシック・シリーズ8冊目~
株式会社ヒューマンバリュー(フロントオフィス:東京都千代田区、代表取締役:兼清俊光)は、ATDグローバル・ベーシック・シリーズの8冊目として、6月26日に『ラーニング・ファシリテーションの基本~参加者中心の学びを支援する理論と実践~』を発刊いたします。
本書では、より研修効果を高めるために、「教える」スタイルの研修やワークショップを、参加者が「自ら学ぶ」スタイルに変えていくための考え方やスキルを詳細に解説しています。従来型の研修インストラクターおよびトレーナーの心構えや役割意識を変え、新しいスキルを身につけて、ラーニング・ファシリテーターとしてレベルアップするための実践マニュアルです。
具体的には、
・人々の学習方法の選好性や学習スタイル
・ラーニング・ファシリテーターに求められる役割とコンピテンシー
・部屋のセッティングや学習環境の整え方
・学習活動やメディアの種類と活用方法
・ファシリテーションのテクニック
などを紹介しています。さらに、難しい参加者にうまく対応しクラスの学習性を高める方法や、参加者の学習状況や特徴に合わせて、プログラムの進行中に学習活動の進め方を柔軟に調整する方法など、実践的な知識を提供しています。
なお、本書は「ATDグローバル・ベーシック・シリーズ」の8冊目です。ヒューマンバリューでは、日本の人材開発・組織開発・パフォーマンス改善に携わる方々に、グローバル企業で使われている言葉や概念を理解していただく一助になればと願い、ATDグローバル・ベーシック・シリーズを日本で刊行することにいたしました。今後も、ATDで紹介されている人事・人材開発の基本となるコンセプトをまとめたベーシック・シリーズを随時、翻訳・出版していく予定です。
【目次】
第1章 導入:自分のためにではなく、学習者のために
第2章 ラーニング・ファシリテーション
第3章 学習者とファシリテーター
第4章 始める
第5章 学習活動をファシリテーションする
第6章 ファシリテーションのテクニック
第7章 難しい参加者を上手に扱う
第8章 学習を支援するためにメディアを利用する
第9章 ファシリテーションの質を評価する
第10章 最後に
【概要】
■書籍名:ラーニング・ファシリテーションの基本~参加者中心の学びを支援する理論と実践~
■著 者:ドナルド・マケイン、デボラ・デイビス・トビー
■翻訳者:香取一昭
■価 格:2,800円+税
■規 格:変形A5版 216ページ
■出版社:株式会社ヒューマンバリュー
※ATD(Association for Talent Development)は、世界最大の人材開発の機関です。以前はASTD(American Society for Training and Development)という名称で活動していましたが、人材開発の役割の広がりやグローバルな活動への広がりというミッションに合わせて、2014年に改名しました。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ヒューマンバリュー http://www.humanvalue.co.jp /6月23日発表・同社プレスリリースより転載)