スタッフサービスグループ、インドに進出
日系人材サービス会社として初
スタッフサービスグループ(以下SSG)は、インドの人材サービス会社に資本参加し、2006年4月より、現地での人材サービス事業を開始しました。このたびの資本参加により、SSGの海外拠点はアジア、北米、欧州、豪州に14カ国25拠点(アジアにおいては6カ国目)となります。日本の人材サービス会社がインドに進出するのは、初めてのことです。
インドは、十億人を超える人口を擁し、「BRICs」の一角を占める巨大な成長市場として、世界から注目を集めております。IT業界を中心に欧米企業が活発に進出、在印日系企業も延べ300社を超え、地元企業も着実に成長するなど、現地での人材に対する需要も確実に高まっています。SSGでは、人材ビジネスのグローバル化に伴い、海外事業の拡大を図っており、アジアにおけるグローバルネットワークの構築の一環として、このたび、インドへの進出を決めました。
出資先会社の名称は、「ネット・テクノロジー(本社:ムンバイ、CEO:Sanjay N Salunkhe、以下ネット社)」で、このたびの資本参加により、社名を「スタッフサービス ネット」に変更しました。出資は、SSGの持株会社であるスタッフサービス・ホールディングス(東京都千代田区、藤木努・代表取締役社長)が、54%を出資しました。
ネット社は、インド西部、マハラーシュトラ州の州都でインド最大の商業都市「ムンバイ」およびインド南部、カルナータカ州の州都でインドのシリコンバレーといわれる「バンガロール」に拠点を構え、IT、製薬、金融業界を中心に人材紹介サービスを提供しています。
SSGは、このたびのネット社とのパートナーシップにより、地元企業の優位性を生かした効率的な人材サービスを提供し、インドの地域経済の成長および現地に進出する日系企業の事業発展に寄与してまいります。また、人材大国インドから国外への人材紹介サービスを活用することで、さらに強固なグローバル人材サービスを提供してまいります。
(スタッフサービス・ホールディングス http://www.staffservice.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月9日)