フルキャストテクノロジーが
インドネシアで“組込ソフトウェア”研修スタート
総合人材アウトソーシングのフルキャスト(東京都渋谷区、平野岳史・社長)のグループ会社で、エンジニアアウトソーシング事業を展開するフルキャストテクノロジー(東京都渋谷区、貝塚志朗・社長)では、インドネシアにおいてIT分野でトップクラスの私立大学ビーナナサントラ大学(ジャカルタ市)と提携し、2006年5月より同大学卒業生14名を対象に携帯電話やデジタル家電、自動車などの製造業界で市場ニーズの高い “組込ソフトウェア”の技術研修と日本語研修をスタートします。
研修期間は8カ月を予定しており、研修終了後の2007年1月から同社の技術社員として日本国内の大手メーカーなどでグローバルエンジニアとして活躍する予定です。現地での研修サポートは、同社が提携しているグローバルニーズ有限会社 (三重県桑名市、石森伸浩・社長)が行います。
同社では、2003年8月より、他社に先駆けて外国人や日本人留学生の採用を始め、独自のG.E.T.(Global Eengineer Training/設計・開発スペシャリスト養成)プログラムにより、高い技術力を持ったグローバルエンジニアの育成に取り組んでまいりました。G.E.T.プログラムは、東京、横浜をはじめ、中国(上海・大連)、アメリカ、ベトナム、オーストラリア、フィリピンで実施しており、インドネシアが加わたことで、世界7カ国、9カ所での展開となります。
製造業では、製品の高度化や開発期間の短縮によるエンジニア需要の拡大に併せて、2007年問題、少子化問題により、深刻なエンジニア不足に陥っています。また、グローバル化・ボーダレス化に対応するため、世界中で活躍できるグローバルエンジニアのニーズも拡大してきています。これらの課題を解決するべくスタートしたG.E.T.プログラムは、お客様より高い評価を頂いており、このプログラムを修了した同社のエンジニアはすでに134名に達し、エンジニアの国籍も12カ国におよんでいます。また、83名は現在研修中で今年中には研修を修了し、戦力化する予定です。 今後も世界各国で、G.E.T.プログラムを拡大させ、毎年150名〜200名のグローバルエンジニアを育成・輩出し、お客様のニーズに応えるとともに、他社との差別化を図ってまいります。
(フルキャストテクノロジー http://www.fc-tec.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・4月28日)