エイコー運輸、子育て一段落の女性を運送事業の救世主に!!
ママさんドライバー(ママドラ)支援プロジェクトを推進
物流業界の慢性的な人手不足の解消と、女性の雇用創出を目指して、エイコー運輸(静岡県浜松市、取締役社長:鳥海祐二)では、子育てが一段落したママさんトラックドライバー(ママドラ)をワークシェアリングにより活用する輸送システムを推進しています。
今、物流業界では、深刻な人材不足の状態にあり、正規の時間帯以外の運輸に応じられる業者をなかなか見つけられないという状況が続いています。一方で、子育てを終えたあとの就労先を見つけられない、というママさんトラックドライバーの声が上がっています。
【ママさんトラックドライバーの現在数】
現在、トラックドライバー全体に占める女性の比率はわずか2.4%(約2万人)にとどまっていますが、大型免許を保有する女性は全国で13万4千人以上にのぼっており、また警察庁の運転免許統計(平成24年版)によれば、30代半ばから40代半ばまでの、子育てが一段落した女性のドライバーの数が6万2千人と約半数を占めています。
【女性のドライバーが少ないのは】
このような数字からも、トラックドライバーを職業の選択肢として考える女性は多いと思われます。しかしながら、運送業と言えば力仕事と考えられがちであり、また女性であることのみを理由に就職を断られたり、配送先等などで女性用トイレが整備されていないといった声もあります。国土交通省ではを女性ドライバー増加の促進には、女性が働きやすい就労条件や労働環境の整備、業界イメージの改善などを課題としています。
【ママドラ支援プロジェクトの立ち上げ】
一方で、女性の側からも「子育ても一段落したので、もう一度働きたい」との声もあがっています。しかし、子供が独り立ちするまではフルタイムでの勤務は難しいという状況があります。
そこで、これに対応しようとエイコー運輸では、ママドラ支援プロジェクトとしてママさんドライバーによるワークシェアリングシステムを立ち上げ、女性の雇用創出と人材不足への対応という2つの問題解決に取り組んでいます。
【ワークシェアリングの内容】
このワークシェアリングシステムでは、数名のママさんドライバーで1つのチームを作り、チームで曜日や時間を配分して対応するというもので、労働時間が短く、急な休みが取りやすく、残業がないという、女性にとって働きやすい就労条件を実現しました。
【今後の取り組み】
適切な人数の確保や時間配分など今後とも改善すべき課題はありますが、女性ならではのきめ細やかな気配りや対応などが好評を頂いており、今後さらに女性の活用を推進していく予定です。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エイコー運輸株式会社 http://www.eico-gr.jp/ 4月8日発表・同社プレスリリースより転載)